6月5日、京都府長岡京記念文化会館のホールで演劇の団体鑑賞行事を行いました。演目はオペラシアターこんにゃく座の「さよなら、ドン・キホーテ」です。「最初の和音からひきこまれた」「広い会場で、マイクなしに歌声が響き渡ってすごいと思った」「もう1回見たくなった」「様々な差別やジェンダーの問題など社会問題についての内容もあって、大切なことはなにかをすごく考えさせられた。」等々、大好評でした。午後公演の終演後には、舞台装置のバラシを見せていただきながら、馬のサンチョとドイツ人将校役の二役で出演された富山直人さんと、3年生各クラスの代表とで座談会を行いました。3年生からは「嫌な役に配役された時の心の持ち方」「ささやき声を表現する技法」など多数の質問が上がり、文化祭の演劇を作るうえでの参考になるお話をたくさん伺うことができました。
洛西高校図書館では、フランス史・ナチスへのレジスタンス・LGBTQなど、この演目の時代背景等の理解につながる本をコーナー展示しています。主人公ベルの愛した小説『ドン・キホーテ』も置いています。ぜひ読んでみてください。
なお、ここに掲載した公演の写真は公演リーフレットから引用させていただきました。座談会での富山直人さんのお写真ともども、劇団から了解をいただいています。