教育内容

 今回の連携基礎では北村校長先生に授業をしていただきました。北村校長先生はこの学校に通算22年間も就任されています。誰よりも木津高校に関わってきた先生に木津高校の歴史について教えていただきました。

 木津高校は今年で創立117年になります。創立当時、家業である農業をせずに大きい街へ出て行く若者が増えていましたが、その人口流出を防ぐため、農業学校として開校されました。最初は生徒が20人ほどで教師はたった1人であり、校長も兼任でやっていたそうです。

 写真は木津高校の校章について話しを聴いているところです。木津高校の校章のデザインは明治33年5月10日に当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と九条家がご結婚され、それを記念して翌年に祝賀会が行われたと同時に「郡立農学校」として開校されたことに由来します。当時の校章は天皇家の家紋である菊の花と九条家の家紋である九条藤がデザインされ、中央には「農」の字が書かれていました。そして、戦後に「木津高等学校」になったとき、中の文字は「高」に改められました。

 他にも木津高校で作られているお茶は発酵の仕方によって、緑茶、紅茶、ウーロン茶など味を変えることができることも初めて知りました。

 今回北村校長先生にお話を聞いて、何気なく過ごしていた木津高校の様々なことを知れました。また、何か僕の知らない木津高校の歴史などを聞いてみたいです。

(今回のHPは校長先生の講義後に、それぞれの生徒がHP案を作成しました。その内容を抜粋しています。)


 
 
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