4月13日、1年生のフレッシャーズセミナーを実施しました。例年は校外の施設を利用し1泊2日で実施していますが、今年度はコロナウイルス感染拡大防止の観点から、宿泊をせず内容を絞り校内で2日間にわたり実施することになりました。1日目は、フレッシャーズセミナーの開講式の後、進路指導部、企画推進情報部のオリエンテーションを行いました。生徒たちは、目標達成や、進路実現のために欠かせないセルフマネジメントについて学びました。また、聴覚障害教育・支援教育部によるアセンブリを実施しました。生徒たちは、聴覚障害の種類やその仕組みを学び理解を深め、山城高校に在籍する聴覚障害のある生徒の話を聞き、自分たちにどういった支援ができるのかを考えることができました。
令和3年3月19日(金)、令和2年度修了式を執り行いました。
校長先生は式辞で、こつこつと努力を積み重ね大きな土台を作ることこそが、大きな目標を達成するために重要であると述べられました。目標を見定め、必要なものを計画的に準備できるよう毎日を過ごしてほしいです。
教務部長、生徒指導部長の講話では、人と人のつながりを大切にするために、コミュニケーションの基本である挨拶や適切な言葉遣いを心がけること、自身の将来を想像しながら行動することの重要性などが述べられました。一方で、SNSの利用や交通マナーに関して、適切に行動するようにと注意喚起もありました。どの先生方も、皆さんが勉強や部活動で実力を磨くことに加え、人間力をしっかりと養ってくれることを期待されています。
春休みの間に今年度の振り返りをし、新年度に向け新たな目標を定めて行動してほしいと思います。
令和2年度グローバルネットワーク京都論文コンテストにおいて、2年文理総合科の八田慎之亮君の論文『包装容器等ゴミ問題の現状と解決に向けての展望』が佳作に選ばれました。今年度はグローバルネットワーク京都に参加する府立高校9校が集まり実施される交流会が中止となったため、京都府教育委員会高校教育課より4名にお越しいただき、校内で表彰式を行いました。表彰式には1・2年文理総合科の生徒をはじめとする20名程度が参加し、八田君の受賞を称えました。講評ではゴミ問題に対する提言についてオリジナリティがあることや、論文全体を通して十分な根拠が示され、論理に一貫性があることを褒めていただきました。今後も生徒達が論理的に考える力や表現力などを伸ばし、グローバル社会の一員として活躍できるようになっていって欲しいと思います。
令和3年3月1日(月)、第73回卒業証書授与式が執り行われました。
コロナウイルス感染拡大防止の観点より、本年度の式典は、卒業生と在校生代表者1名、教職員のみで実施いたしました。御出席に関しまして、保護者の皆様には、御理解御協力いただき誠にありがとうございました。
式辞では、複雑で予測困難な今の時代を生きていく卒業生へ激励の言葉が送られました。
在校生代表による送辞では、卒業生への感謝の気持ちや、卒業生たちが築いてきた山城高校の良さを引き継ぎ、さらなる発展を目指すという決意が述べられました。
卒業生代表による答辞では、山城高校で学び成長できたことに対する感謝と、自らの力で未来を切り開いていく覚悟が述べられました。
卒業生の山城高校への思いや、将来への決意を強く感じた厳粛な卒業式となりました。