令和2年度グローバルネットワーク京都論文コンテストにおいて、2年文理総合科の八田慎之亮君の論文『包装容器等ゴミ問題の現状と解決に向けての展望』が佳作に選ばれました。今年度はグローバルネットワーク京都に参加する府立高校9校が集まり実施される交流会が中止となったため、京都府教育委員会高校教育課より4名にお越しいただき、校内で表彰式を行いました。表彰式には1・2年文理総合科の生徒をはじめとする20名程度が参加し、八田君の受賞を称えました。講評ではゴミ問題に対する提言についてオリジナリティがあることや、論文全体を通して十分な根拠が示され、論理に一貫性があることを褒めていただきました。今後も生徒達が論理的に考える力や表現力などを伸ばし、グローバル社会の一員として活躍できるようになっていって欲しいと思います。
令和3年3月1日(月)、第73回卒業証書授与式が執り行われました。
コロナウイルス感染拡大防止の観点より、本年度の式典は、卒業生と在校生代表者1名、教職員のみで実施いたしました。御出席に関しまして、保護者の皆様には、御理解御協力いただき誠にありがとうございました。
式辞では、複雑で予測困難な今の時代を生きていく卒業生へ激励の言葉が送られました。
在校生代表による送辞では、卒業生への感謝の気持ちや、卒業生たちが築いてきた山城高校の良さを引き継ぎ、さらなる発展を目指すという決意が述べられました。
卒業生代表による答辞では、山城高校で学び成長できたことに対する感謝と、自らの力で未来を切り開いていく覚悟が述べられました。
卒業生の山城高校への思いや、将来への決意を強く感じた厳粛な卒業式となりました。
令和3年1月8日(金)、令和2年度3学期始業式が行われました。
校長先生は式辞の中で、目標を立てることの必要性と、それを実現させようとするプロセスの重要性について述べられていました。目標達成のために考え、努力するといったプロセスで得られるスキルや探究する姿勢は、一生の財産になります。今できる努力を積み重ねていきましょう。
3年生は、高校生活が残りわずかとなりました。学ぶことの大切さを感じながら、一日一日を大切に過ごしてください。
2年生は、もうすぐ最上級生になります。自身の進路実現に向け精一杯努力していきましょう。
1年生は、高校生活1年目があとわずかとなります。学習面や体力面だけでなく、精神面でも大きく成長していきましょう。
式辞の後、他の先生方から進路や生活面の注意についてのお話がありました。
京都府でも新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。正しい情報に基づいた行動、他者を思いやった行動を心がけ、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めていきましょう。
令和2年12月25日(金)、放送により2学期終業式を行いました。校長先生は式辞の中で、今日以降の生活において自分の目標に向けて努力をすることの大切さについて具体的なアドバイスを交えお話しされました。その後、部長の先生方から2学期の学校生活についてや冬休みの諸注意があり、生徒たちは改めて日々の生活を見つめ直し、目標の実現に向けた冬休みの過ごし方について考えをめぐらせたことと思います。
その後、留学生の紹介や部活動等の表彰のときには歓迎や賞賛の拍手が起こりました。
今年度の冬休みは多くの制限があり過ごしやすい環境とは言えませんが、生徒たちにとって実力を伸ばす期間になればと願っています。
生徒の皆さんは、これまで同様、しっかり感染症対策に努めつつ、自分の目標を実現できるようこの冬休みを過ごしてください。もし困ったことや苦しいことがあれば、担任の先生や部活動顧問、教科担当の先生に相談してください。
令和2年12月16日(水)、手話弁論大会を実施しました。出場した手話部の生徒3名は、自分で立てたテーマに対する思いや考えを熱く主張しました。主張に合わせて手話をするだけでなく、口の動きや表情の変化をはっきり見せるといった工夫を取り入れており、聞き手がより理解しやすい主張となっていました。また、審査の間には手話部の生徒たちによる『ミニ手話講座』が開催され、手話にあまり馴染みのない生徒も気軽に手話を体験することができました。今回の手話弁論大会を通して生徒たちが、多くの人に考えや思いを伝えられるようになるとともに、誰にとっても伝わりやすい工夫を意識することの大切さについて理解を深めてくれたらと思います。