宇治田原町まちづくり学習(4年~6年)(9/22実施)

校長コラム

 本日、宇治田原町役場企画財政課から岡本さん、勝谷さんの2名にお越しいただき「まちづくり学習」を実施しました。現在、宇治田原町では第6次まちづくり総合計画の策定に向け、住民意識調査が行われていますが、将来の町づくりの中核となる若い世代からの意見も計画策定の参考にするため、今回から小学4年~6年を対象に学年毎の出前授業とアンケート調査が行われることになりました。

 出前授業は、宇治田原町の良さ、自慢できるところ、弱いと思うところについてみんなの意見を出し合うところから始まり、まちづくりのためには、「シビックプライド(地域に対する愛情や誇り、自分が関わって地域を良くしていこうとする気持ち)」や「シティプロモーション(住民の愛着づくり・観光振興・移住者の増加・産業の誘致等の事業や広報を通じてまちづくりに関わる人を増やし、まちを元気にする)」、「ピンチ(弱みと考えていること)をチャンス(強み)にする逆転の発想」が大切なことを具体例を挙げて、わかりやすく教えていただきました。また、まちづくりやまちの活性化のために活動されている方々の紹介や宇治田原町に寄付されたふるさと納税が未来を担う子ども達のために使われていることも学び、子どもたちは、身近な生活と結びつけて学習を進めることができました。 授業の最後には、学習を振り返り「10年後(大人になったとき)、宇治田原町で『こんなことができるようになるといいな』『こんなふうになっているといいな』『こんなことが変わらない方がいいな』『こんなものが残っているといいな』」という視点から一人一人メッセージカードに思いを書きました。みんな真剣に考え、自分の思いを書いている姿に、将来大人になり、宇治田原町・京都府・日本・世界で活躍している姿を想像し、頼もしく思いました。今回の取り組みを企画・運営していただいた岡本さん、勝谷さんありがとうございました。

 ~メッセージカードより~

・今のまま自然な宇治田原町が残るといいな。(4年)・私が大人になっても宇治田原町はお茶が有名であってほしい。(4年)・緑が残っている宇治田原町のままでいたい。本屋があったらいいな。涼しい読書スペースがあったらいいな。(4年)

・残って欲しいのは学校です。文化財として校門も残せたらいいなと思います。(5年)・自然を壊さないようにがんばりたい。(5年)・祭りがもっと多くなったらいいな。何かの日にその日に関係する祭りをするとかして名物を広めたい。(5年)

・こんな風に宇治田原をPRする人が増えて欲しい。自分もそうなりたい。(6年)・音楽関係の取組を増やして、もっと心が癒やせるような町!!(6年)・子ども達が安心して勉強できたり、子持ちの家族のサポートを手厚くしたりしてほしい。(6年)

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