久美浜学舎

 令和5年1月19日、3年生全員を対象に地理Aの授業で社会福祉法人京丹後市社会福祉協議会久美浜支所主任の森口紀子氏と同丹後支所主事の笠井美央氏を講師にお迎えして講演をしていただきました。 


 森口氏からは、東日本大震災や熊本地震、丹後での豪雨被害など、復旧・復興支援のボランティアの最前線に立たれた経験を、豊富な写真とともに話していただきました。地域でのつながりでお互いを支えあう共助の大切さを学ばせていただきました。
 笠井氏からは、自然災害と向き合うための減災の考え方について、話していただきました。また、非常時も作れる食事の作り方を知っておくなど、アウトドア生活でもそのまま生かせるような無理のない対策を行うなどの工夫を学ばせていただきました。

 生徒の感想(抜粋)

「津波で流れた写真や物をできる限り復元するという取り組みを知ることができたし、避難の準備をするという意識を持てた。」
「災害の時、簡単にカレーをつくれることを知った。」
「自然災害でたくさんのボランティアの人が被災地に行っていたのは知っていたけど、詳しい内容までは知らなかったので、お話が聞けてよかった。防災は難しくても減災は簡単にできるとわかったので、準備しておこうと思った。」
「来年度からは住む場所が地元じゃなくなるから災害が起きた時、自分がどのような行動をしたらいいかを考えて備えておきたい。」
「いつ南海トラフ地震が来るかわからない世の中だから、今回の話で防災・減災への意識が高まった。」

 
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