久美浜学舎

9月7日と8日に文化祭を実施しました。

例年は演劇を実施していましたが、一昨年度はショートムービーの作成への大幅変更、昨年度は文化祭が中止になるなど、この2年間は新型コロナウイルスの影響を受けてきました。今年度から演劇へ戻したところ、初めての演劇で準備から苦労したようですが、どのクラスも精一杯取り組みました。

1日目は吹奏楽部による軽快なオープニング演奏からスタートしました。1年A組による「赤ずきん」、1年B組による「3匹のこぶた」ではステージを広く使ったり、大きなジェスチャーで観客に伝わるように練習を重ねたことが伝わってきました。1年生にとっては初めての文化祭でしたが、素晴らしいスタートダッシュを決めてくれました。

2日目は2年A組の「るらう」からスタート。アグリサイエンス科らしく、農業と絡めた脚本で2年A組らしさが際立っていました。2年B組の「スクールおばけ」では、途中で木造校舎が壊れる様子を上手に表す演出などで観客を沸かせました。3年B組の「ワケあり物件~新築・庭つき・幽霊つき~」は、少ない人数ながら、全員がキャストとして出演し、観客をストーリーに引き込み、時間が経つのを忘れるほどの素晴らしい演技を披露しました。3年A組の「うらしま太郎~アグリサイエンスver.~」は、誰もが知っている物語の中にアグリサイエンス科で学んでいることを盛り込み、ユーモアを交えて観客を大いに楽しませました。昼休みには茶道部によるお点前披露、午後には軽音楽部の演奏で普段の頑張りを他の生徒も知ることができました。また、発表だけでなく、美術、書道、探究の教科や美術部、図書館の展示でも日頃の活動を多くの人に見てもらいました。

結果 最優秀賞 3年B組「ワケあり物件~新築・庭つき・幽霊つき~」  

   優秀賞  3年A組「うらしま太郎~アグリサイエンスver.~」

新型コロナウイルスの影響で演劇に取り組むことができたのは3年生にとっても初めてとなりましたが、最上級生としてクラス一丸となって熱い思いを込めたステージを作り上げ、後輩によいお手本を示しました。先輩の姿を見て1、2年生の各クラスも来年はよりよいものを作ってくれるでしょう。



 
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