久美浜学舎
5月15日(土)、峰山町にある「roots京丹後市未来チャレンジ交流センター」で開催された「第1回みんなで一緒につくるーつ☆Let's Handmade!」において、みらいクリエイト科2年生の堀場夏菜さんが講師を務めました。いつかハンドメイド作家になりたいという、夢の第一歩を踏み出したきっかけについて、クラス担任の小西鉄也から紹介します。
rootsがスタートした時に「本校の生徒達を絶対に連れて行きたい!」と思いました。学校の中でしか学べないこともあるけれど、学校の外だから学べることが沢山あります。学校には入ってこない情報や学校外だから生まれる人との出逢いが15歳~18歳にとってとても大切だと思います。rootsは高校生が「こんなことをしてみたい!」「こんな人と出逢ってみたい!」という想いを形にしていってくれる場所です。そのチャレンジを地域の方々がサポートしてくれるという、今までにありそうでなかった素敵な場所です。これまでに久美浜高校、丹後緑風高校久美浜学舎の生徒15名ほどと一緒にrootsへ行きましたが、私自身、毎回、爽やかな気持ちになります。私達大人の役目は、若者のチャレンジをちょうどいい距離感でサポートすることなんだなと、rootsを訪ねる度に感じます。
本校2年生の堀場夏菜さんと初めて一緒にrootsを訪ねたのは、彼女が1年生の時でした。その時、彼女は、次回いつ来ようかなと言っていました。その後、彼女は土日などに一人で通うようになり、今ではrootsを通じ知り合った他校の高校生とも仲良くやっているようです。そんな彼女が主役となって5月に「ハンドメイドの会」と題してrootsでイベントを開催しました。小さい頃から、お母さんが手作りしてくれる様々なグッズが大好きだったようです。そんなことがきっかけで「私も色々なものを手作りして、人に喜んでもらいたい」と今回、企画から当日の先生役までrootsの協力を得て見事に成功させました。
彼女はrootsに通うようになってからとても楽しそうです。特に今回、イベント企画の中心となって様々な人々の協力を得て、自分の「こんなことやってみたい!」を形にした経験はこれからの彼女の人生に影響を与えると思います。
彼女の他にもrootsを訪れている生徒や企画を成功させている生徒もいます。これからも生徒達の「こんなことしてみたい!」というチャレンジをサポートしていきたいと思います。