学校生活School Life
1月9日(火)に、令和5年度第3学期始業式がおこなわれました。
校長式辞では、はじめに、能登半島地震犠牲者への哀悼と被災者へのお見舞いを述べたあと、避難所となった輪島高校生の奮闘について紹介がありました。困難な中でも、できることを見つけて行動する、被災地の高校生の発想力と行動力の素晴らしさについて触れ、被災地の一日でも早い復興を祈念しました。
また、本校に備蓄する「防災非常食」について紹介し、防災への心構えを説きました。
12月20日(水)に、令和5年度第二学期終業式がおこなわれました。
岡田校長による式辞では、本校卒業生の野村克也氏が、平成26年におこなわれた講演会で揮毫された式紙にある言葉について紹介がありました。色紙には「失敗と書いて『せいちょう』と読む」とあり、失敗の本質を考え、改善を続けることの大切さを説きました。
次に、二学期に活躍した生徒の伝達表彰があり、京都府高等学校総合文化祭美術工芸部門最優秀賞を受賞した小井塚葵心さん、税に関する高校生の作文京丹後地区租税教育推進協議会長賞を受賞した荒田彩花さん、一緒に読もう!新聞コンクール奨励賞を受賞した村上心さんが表彰を受けました。
続いて、令和6年7月開催の第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会美術・工芸部門に出展する、山中玉実さん、山下天音さん、令和6年11月開催の第44回近畿高等学校総合文化祭福井大会の美術・工芸部門に出展する黒岡万愛さんが紹介されました。
最後に、新生徒会執行部員の紹介があり、生徒会長の吉田智哉さんらが抱負を述べたあと、新生徒会のキャッチフレーズを紹介しました。
12月7日(木)LHRの時間に3年生対象の性教育の講演会を行いました。
講師には、京都府立医科大学附属北部医療センターの助産師山添幸子氏をお迎えして、「生と性~いのちの大切さ」というテーマで、ご講演いただきました。助産師として多くの出産に立ち会った経験をもとに、「自立とは、自分も他者も大切にできること」、「望まぬ妊娠につながらないための心構え」、「生まれることは奇跡、命を大切にしてほしい」など、これから社会人として卒業していく3年生に向けて大切なこと、応援のメッセージをお話いただきました。
12月7日に機械創造科3年生による、デュアルシステム報告会を開催しました。
報告会は、丹後機械工業協同組合様、関係各企業様をお招きし、「コミュニケーションの大切さ」「仕事を楽しくするには」「生活と仕事の関わり」「責任の大切さ」「信頼関係の大切さ」「生活のために」「信頼のサイクル」の7つテーマで、ポスターセッション形式によりおこなわれました。
生徒達は、卒業後に就職したとしても進学したとしても逃れることができない「働くとは」、「仕事をするとは」といった根本的な課題に対して1年かけて体験学習に取り組みました。
本日はその結果の集大成を、体験先の企業様とともに共有しました。生徒たちはデュアルシステムの体験を通して、その「答え」を示すことができました。また、来場いただいた企業様からも、さまざまなアドバイスや気付きをいただくことができました。
10月16日(月)京都府丹後文化会館にて芸術鑑賞会「桂福丸のFun to 落語」を鑑賞しました。
今年は4年ぶりに3学年揃って鑑賞することができました。
初めに落語解説を○×クイズ形式に学び、4人の生徒たちが落語ワークショップに参加しました。
「扇子を使ってうどんをすする」、「手の動きと顔で魅せる幽霊の物まね」、「扇子をつかってお酒を注いで酔っぱらう」、「カップルの甘い会話」などを体験しました。
初めてとは思えないような大きな動きやアドリブ力に会場中が笑いに満ちました。
桂福丸師匠には英語落語「ZOO」と「時うどん」をしていただきました。「ZOO」では、わかりやすい英語の表現と笑いどころを誘う間の取り方に落語の奥深さを感じました。また、「時うどん」は内容を知っていても笑ってしまい、声・表情・仕草と何より落ちの巧さを堪能しました。
林家花師匠の「紙切り」では「舞妓」「バスケットボール」「にわとり」「亀」「先生の横顔」などを即興で作っていただきました。だんだんと何が出来上がっていくのかがわかってくるとざわざわし始め、完成した作品が投影されると思わず「すごい!」や「おー!」などの感嘆の声がもれました。
幕が上がってからあっという間の80分間。生徒のアンケートから、ほとんどの生徒が落語や紙切りをはじめて鑑賞したことがわかりました。また、約90%の人が「とても良かった」と大好評でした! 生徒の感想を一部紹介します。
・落語は全く馴染みがなかったのでどんなものなのかなと思っていたのですが、聞いてみると凄く面白くて、英語の落語もあって外国人の方にも楽しんでもらえるものなんだと感じました。また紙切りもその場であんな繊細で綺麗な作品が作れると知ってすごいと思いました。滅多にない芸術鑑賞の時間でしたがとても充実したものになりました。ありがとうございました。
・落語は話し方や動作など細かい部分まで表現されていてとても面白かったです。切り絵では出されたお題に沿って細部まで切っているのがすごいと感じました。完成形がとてもそっくりで驚きました。
・勉強の疲れも笑いで吹っ飛ばして思いきり楽しめました。技術や演技がすごくて驚きました。また機会があればぜひみたいです。
・落語や紙切りは初めて生で見たので新鮮な感じがして楽しかったです。落語は年配の方がよく見ているものだと思っていたので難しいのかなと思っていましたが、言葉や身振り手振りで話の内容も分かりやすかったです。紙切りは、話しながらあっという間に動物や人の形が出来上がってすごいなと思いました。お題から即興で作っていくのをとてもワクワクしながら観ていました。落語も紙切りも時間があっという間に感じてしまうほど楽しかったし、また観たいなと思いました。
・初めての落語の世界は不思議で大勢の人を楽しませる素敵な空間だと思った。英語で聞き取れるか不安だったが、こうして英語でお話しされるんだなと勉強になったしとても面白かった!紙切りは綺麗な女性の会話と共に繰り広げられる様々な作品は、紙で作っているのか?!と驚くほど圧巻されて楽しかったです!本当にありがとうございました!
公演後には、生徒会長の田崎さんがお礼の言葉を伝えました。また、生徒会副会長の志村さんに花束贈呈をしていただきました。
本物の芸術を生で味わってほしいという思いから、峰山高校では一年に一度「古典芸能」「演劇」「音楽」の分野を順番に鑑賞しています。多感な高校生の間にあまり触れる機会のない演目を体験し、感じたことを大切にしてほしいと思います。来年は「演劇」です。どんな作品を鑑賞できるのか今から楽しみです。
9月20日(水)に、峰高祭体育の部が開催されました。生徒はフェアに精いっぱい取り組みました。また、午前の部の終了後、PTAよりスポーツドリンクの配布をしていただきました。
9月7日(木)6・7限目に1年生人権教育講演会を開催しました。大槻 浩二様(みらい学園 職業指導員・理事)を講師にお招きし、「感謝」というタイトルで、大槻様ご自身が障がいをおわれた経緯とその後の生活について、障がい者スポーツへの挑戦についてご講演いただきました。物事を前向きにとらえ挑戦することの大切さを学ぶ貴重な時間となりました。
【生徒の感想】
峰高祭文化の部の最後を飾る「M-1グランプリ」。たいへん盛り上がりました。
その後、各部門の講評と成績発表、ならびに表彰がおこなわれました。
1日目に続き、2日目の模擬店も大盛況となりました。
天候が危ぶまれましたが、多くの生徒に活用してもらった結果、無事完売することができました。