京都府教育委員会では、令和5年12月に策定した「魅力ある府立高校づくり推進基本計画」による高校改革の一つとして京都府立大学との連携強化を進めており、令和8年4月から、京都府立農芸高校及び北桑田高校を京都府立大学の系属高校とすることとしました。
2校では、農業・林業の専門学科を中心に、高校での体験的・実践的な学びと大学の高度な教育を効果的に連携させた教育を実践します。具体的には、高校生が大学の研究室を訪問し高度な研究に触れたり、大学教員による講義を受講したりするなどの専門的な学びを充実させるほか、大学生との共同研究により学修意欲を向上させるといった取組を進めていきます。
進学面では、令和9年度の大学入試から、府立大学の各連携学科に定員の約1割(4~5名)にあたる「系属校枠(仮称)」を設け、高校から大学までの長期間での専門人材育成に取り組んでいきます。
令和6年10月29日、「京都府立大学と京都府教育委員会との系属高校に関する協定」の調印式を実施しました。
令和8年度に向けて準備を進め、京都府の農林業及び関連産業の振興に資する人材の育成に取り組んでいきます。
(系属高校に関する詳しい情報は、こちらを御覧ください。)