校長　中道　浩

求めてやまじ　高き理想を！

　峰山高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
　第22代校長として着任しました中道と申します。京都府北部の伝統校の一つである京都府立峰山高等学校の発展のために、全力を傾注する所存です。何卒、よろしくお願いいたします。
　さて、本校は、大正11年創立の京都府立工業学校を前身とし、昭和23年の学制改革による峰山高等女学校の統合を経て、京都府立峰山高等学校となりました。令和４年には記念すべき創立100周年を迎えるという輝かしい歴史と伝統を築きながら、現在に至っております。創立以来29,000名を超える同窓生は、地元丹後地域はもとより、日本全国、さらには海外においても、幅広く様々な分野で活躍をなされています。
　普通科・工業科からなる本校は、府北部では初となるBYOD（一人一台端末）の導入による最先端のICT教育推進を始め、次世代型英語教育に係る府教委からの研究指定、グローバルネットワーク京都等の各種事業、さらには「いさなご探究」による思考力・判断力・表現力などの育成等により、生徒の新たな学びや挑戦をしっかりとサポートしてまいります。
　農園芸科・家政科からなる弥栄分校は、地域産業や社会そして伝統文化と繋がり、専門学科ならではの特色ある教育実践が高く評価され、京都府の中で、「小さくても最も大きく輝いている学校」の一つとなっています。今年度末で閉校となりますが、本年度も、府教委からの指定「京都フロンティア校」の取組で地域連携を一層深め、その成果を府全体に発表できればと願っています。また、同じ校地内に開校された京都府立清新高等学校との密接な連携により、両校の教育活動の質の向上にもしっかりと努めて参ります。
　本年度も教職員一同、「求めてやまじ　高き理想を！」の校是をすべての教育活動の基本理念として、生徒の個性と多様性を尊重しながら、一人ひとりと丁寧に向き合い、就修学の保障と妥協のない希望進路の実現に向けて、全力で支援をしていく決意です。
また、本年度もHP等を最大限活用して、特色ある教育活動や学校行事等を中心に、様々な情報発信に努め、「開かれた学校づくり」を進める所存です。　
　今後とも、皆様方の京都府立峰山高等学校へのさらなる御理解と御支援を、心よりお願いいたします。

令和３年４月１日

校長　 中道　浩