3月13()1・2年生を対象として「先輩の声を聞く会」を実施しました。

今年度卒業した3年生が、1・2年生に対して受験に向けた心構えやこれからの学校生活についての話をしました。

1・2年生は真剣に話を聞き、質疑応答の際には積極的に3年生に対して質問をしていました。

1・2年生にとって今後の進路選択の参考となる、非常に良い取り組みとなりました。

 
 
 
 

 令和6年3月9日(土)、奈良学園大学人間教育学部の葛城元講師をお招きし、「数学を使った課題解決授業」というテーマで、文理総合科第一学年の生徒を対象に特別講義を実施しました。

 現在流通している使い捨て容器は折りたたみが難しく処分が大変なことから、『紙を折るだけで作成ができ、なおかつ処分が簡単な容器を作れないか』というのが本講義の大きなテーマでした。いただいたワークシートの通りに山折りと谷折りを繰り返すと容器らしいものが完成したのですが、縁がギザギザで蓋をするのが困難でした。これを解決するために、生徒は数学IAで学んだ「三角比」の知識を用いて、「どのように作図すれば縁が平らな容器を作成することができるのか」、「そのような容器の高さはどのようになるのか」を各グループで協力して求めました。

 その後、このような紙の容器の活用法について各グループで話し合うと、「生分解できる素材で容器を作り、苗木を容器に入れたまま植えて育てられるようにする」、「強度が高い素材や折り方を用いて、折りたためるヘルメットを作る」といったアイデアが生まれ、講師の先生を含め、教室にいた全員が感銘を受けました。

 最後に、「日頃授業で学ぶことは課題を解決するために用いることができる」という講師の先生のお言葉で終えた今回のこの講義を通じて、生徒は授業で学んだ知識を活用して課題の解決を目指すことの楽しさを実感したことだと思います。

 
 
 
 

 令和6年3月1日(金)、第76回卒業証書授与式を挙行いたしました。

 来賓の方々をはじめ、たくさんの方々から御祝電・御祝辞、記念品等をいただきました。

 式辞では、卒業生へのお祝いの言葉や激励の言葉が贈られました。

 在校生代表による送辞では、卒業生への感謝の気持ちと卒業生たちが築いてきた山城高校の良さを引き継ぎ、さらなる発展を目指すという決意が述べられました。

 卒業生代表による答辞では、コロナ禍の中で高校生活が始まり、思い描いていた高校生活を送ることができないながらも、自分たちなりの高校生活の形を探し、最終学年でようやくたくさんの学校行事を経験することができた喜びが述べられました。仲間と支え合いながら困難な状況を乗り越え、一回りも二回りも成長してくれていることが伝わる答辞でした。

 多くの来賓の方々・保護者の皆様に見守られる中、盛大な式を執り行うことができました。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、御卒業おめでとうございます。

 

 
 
 
 

WWP育成事業 令和5年度シンガポール派遣事業(2/14 水 - 2/18 日)の後半日程の様子です。

16日は、午前中にYishun Town Secondary Schoolへ訪問し、現地の学生と交流しました。壮大な歓迎セレモニーを行っていただいたあと、現地の学生と共に授業に参加したり、昼食を共にしました。生徒たちは英語を使ってコミュニケーションをすることの楽しさを実感したことだと思います。午後にはセントーサ島へ赴き、様々なアクティビティや観光を満喫しました。

17日は、朝から夕方までの時間を使って市内班別研修(フィールドワーク)を実施しました。シンガポールは、チャイナタウンから地下鉄で5駅進むとアラブストリートへアクセスできることからもわかるように、小さい国土に様々な文化圏が入り交じって構成されています。実際に足を運ぶことで、生徒たちは多文化が共生するシンガポールの雰囲気を肌で感じることができました。

その後、18日の午前1時30分に出発する深夜便に乗り、日本へと帰国してきました。

今回のシンガポール派遣事業を通じて、生徒は、「自分のものとは異なる文化を受け入れる大切さ」と「英語を用いてコミュニケーションをとっていくことの重要性」を改めて認識したことだと思います。今回得られた学びが生徒のこれからの将来に活かされることを願います。

 
 
 
 
令和6年2月14日(水)から、WWP(Worldwide Pioneer)育成事業における先行事業として、シンガポール派遣事業を実施しています。
WWP育成事業では、コロナ禍で休止せざるを得なかった国際交流を復活させ、さらにパワーアップした取り組みにすることで本校の教育目標の1つである「グローバルリーダーの育成」を目指します。
現地時間14日午後5時頃にシンガポールへ到着し、夕食でシンガポール料理を堪能しました。
15日は、午前中に調味料の製造・販売を行うSHINOBI Sauce様へ、午後に計測機器や半導体の製造・販売を行う堀場製作所のシンガポール支社、HORIBA Singapore様へ訪問、見学をしました。生徒たちにとっては、専門的な設備を拝見したり、英語を「ツール」として働く方々に実際に会い、英語でのコミュニケーションを通じて、働き方や考え方、モットー、仕事に対する誇りやこだわりなどについて伺ったりすることで、普段はできない体験となりました。
 

神戸大学特別講義

 2024/02/15 
 
 
 

令和6年2月14日(水)文理総合科の2年生16名が神戸大学を訪問し、 憲治 教授(神戸大学 大学院経営学研究科)の特別講義を受けました。

忽那教授には、主に「アントレプレナーシップ、イノベーションとは何か」というテーマで、経営学の視点から"新たな価値の創造"することについて話をしていただきました。

忽那教授の講義の後は、グループごとに忽那教授のゼミに所属する学生と交流をし、大学で過ごす日常生活や志望する進路の見つけ方・考え方、大学で進める専門的な学びの楽しさなどについて交流・意見交換をしました。

その後、神戸大学の食堂で昼食を取り、各々キャンパス内を見学しました。

今回の訪問で実際に講義を受けたことに加え、現役の学生と話をすることで、生徒たちは自分たちが大学で過ごす姿や、研究に打ち込む姿を想像し、より一層自分の将来について考える機会になったと思います。

 
 
 
 

令和6年2月10日(土)文理総合科第1学年の生徒を対象に高校生伝統文化事業として京都市内でのフィールドワークを実施しました。

平安女学院大学の毛利憲一教授と共に市内の有名な史跡や寺社をめぐり、同教授に京都の歴史について解説していただきました。

フィールドワークに参加した生徒は、自分たちが暮らす京都を、新たな視点で見つめ直すことができました。

 
 
 
 

令和6年2月3日(土)、令和5年度グローバルネットワーク京都交流会が京都工芸繊維大学にて開催されました。参加生徒たちは「持続可能な国際社会への展望」をテーマに課題研究を行い、発表・交流をしました。今年度は感染症防止措置が緩和されたこともあり、新型コロナウイルス流行前と同様の形態で実施することができました。

開会式後に始まった「論文コンテスト」の表彰では、本校の普通の代表生徒の作品"登録有形文化財(建造物)の保存の現状と課題について今の私たちにできること"が佳作をいただきました。その後の「プレゼンテーションの部」では、文理総合科の代表生徒が研究成果(タイトル:"Mindsetting Breakthrough")を発表し、見事優秀賞を受賞しました。午後からは「ポスターセッションの部」が行われ、本校からは普通科の代表2班(タイトル:"外国人に優しい日本を創るために"と"九州と観光業の発展について")が参加し、研究成果を発表しました。

課題研究のテーマを立て、調査・検証し、多くの聴衆の前で発表する過程を通して、生徒たちは深く物事を探究し、その結果を表現するのに必要な資質・能力を培っていったと思います。

 
 
 
 

令和6年1月20日(土)サイエンス・ダイアログが第1学年を対象に実施されました。

この取り組みは、日本に滞在している若手外国人研究者を、講師として高等学校等にお招きし、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行ってもらいます。

今回は、「持続可能なエネルギーとエネルギー転換」というテーマでカナダ出身の博士に講義をしていただきました。生徒たちにとって研究に関する説明を英語で聞く機会は初めてでしたが、分かりやすい英語で説明していただいたこともあって、みんな熱心に話を聞いていました。研究以外にも、出身国や異文化コミュニケーションについても話していただきました。

この取り組みを通して、生徒たちは英語で世界の人と繋がる楽しさを意識し、今以上に英語を学んでいく大切さについて考えてくれたと思います。また、大学に進学して専門的な学びを進めることについて興味を持ってくれたと思います。

 
 
 
 

令和6年1月17日(水)、第41回手話弁論大会が行われました。

4名のスピーカーがそれぞれのテーマで手話を交えながらスピーチを行いました。

その後、会場にいた全員で、簡単な手話を練習しました。

今回の弁論大会を通じて、参加した生徒たちは聴覚に困難を抱える人たちとのコミュニケーションについて考えたことだと思います。