令和5年1月10日(火)、令和4年度 3学期始業式が執り行われました。
校長先生の式辞では、この冬休みに立てた目標を達成するために、これまで以上に自分自身のことを知り客観的に評価することで、自分にとって効果的な学びを積み重ねるようにとのお話がありました。
生徒指導部長の先生の講話では、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ対策をしっかり行うこと、自分自身と周りの人たちを守るためにもしっかりと交通マナーを遵守するようにとのお話がありました。
11月19日土曜日2年9組の生徒が京都府立大学・学長特別補佐生命環境科学研究科・教授 石田昭人先生の2回目の特別講義を受けました。午前中の講義は、まずは「色」に焦点を当て、「色」を測る、創る技法を実際に器機を使って示していただきました。そして、ものを測ることができるということは創ることができるという話になり、「心」の創り方の中で現在のAI技術の現状やその中で注意しなければならないことなどにまで及んで話していただきました。午後は「薄層クロマトグラフィー」という手法で葉をすりつぶして、色素を見る実験をしました。その後生徒は「色」について準備したプレゼンテーションをし、先生から講評をいただきました。
11月17日(木)、第1学年は「障がい者をめぐる問題」、第2学年は「同和問題と人権」というテーマで、ビデオ視聴やワークシートを用いて人権学習を行いました。第1学年では、ビデオの登場人物の心情を考えたり、その場面に応じた合理的配慮と望まれる行動について検討したりすることで、問題について向き合いました。第2学年では、同和問題を歴史的背景から学ぶとともに、現在起きている問題にはどのようなものがあるのか、またそれを解消するために自分自身にできることは何かなどを考えました。
令和4年11月12日(土)奈良学園大学人間教育学部の葛城元講師をお招きし、文理総合科の1年生を対象に「斜方投射を題材とした課題解決」というテーマで、2回目の特別講義を実施しました。
10月22日(土)に行われた第1回目は、発射台から鉄球を転がし、床に置いたペットボトルの中に入れる課題解決に取り組みました。今回は課題の成功率を高めるためのより良い方法を考察し、レポートにまとめてクラス内で発表会を開催しました。発表では、話の要点を絞ったり、具体的な例を交えたりするなど聞き手の反応に気を配りながら取り組む様子が見られました。その後、全体で行った振り返りでは、課題の成功率を高めるために「正確さ」と「効率」の両方を追求していくことが大切だと学びました。講義の最後には、葛城先生から「数学を使って自分の考えを論理的にまとめたり、発表・議論したりすることが今後の社会で求められている力であるので、普段の授業を通して育んでほしい」とまとめがありました。