6年 やぎのまちめぐりツアー

地域とともにある学校づくり

 3月7日(火)、6年生が「やぎのまちめぐりツアー」に出かけました。事前学習を地域在住の方にお世話になり、その話をもとに子ども達が行程を考え、ついにこのツアーが実現しました。
 まず訪れたのは、東雲寺。ここには、八木城主が住んでいたと伝えられている場所です。石垣や石段を見たりさわったりして、当時のお城の様子を思い浮かべました。そして、八木城主であった内藤ジョアン顕彰碑を見ました。

 となれば、八木城跡を訪れないわけにはいけません。次は、八木城跡を目指して、城山を登りました。6年生のパワーはすごい!ハイペースであっという間に頂上へ。城主になった気分で八木の町をじっくりと見渡す子ども達。『光秀勝ちどき岩』の上に乗って、「エイエイオー!!」天下をとった気分に。八木の町に広がる田園風景、そこを突き抜ける大きな川。「これらの米や水。これこそが八木の宝」と地域の方に教えていただきました。

 次に訪れたのは、文覚ふれあい公園。その昔、文覚上人がこの地の人々が安心して米が作れるようにと、村の人たちと協力し合って作った文覚池。最近では、コウノトリが飛んできているそうです。コウノトリには出会えませんでしたが、広い芝生でレジャーシートを広げ、美味しいお弁当を食べました。その後、鬼ごっこや「だるまさんが転んだ」をしたり、歌を歌ったりと、自由時間をのびのびと楽しむ6年生でした。

 次は、京都帝釈天です。本日2回目の登山??と思わせるような急な坂道。でも、お弁当でエネルギーチャージした子ども達は元気いっぱい。「願いの鐘」と呼ばれる108つの鐘を打ち鳴らしながらあっという間に本堂へ。ここでは住職の方にお話を聞かせていただき、「しんどいこと、苦しいこと、つらいこと、それらを乗り越える力を付けてほしい」と励ましのお言葉をいただきました。

 最後の目的地は、宗神社。ここは丹波国の総社ではないかと伝えられている場所。そのような神聖な場所で、「八木は宝の土地。そのような場所にみんなは生まれた。宝いっぱいのふるさとを大切に、そして次の世代につないでいってほしい。」というメッセージをいただき、このツアーが終了しました。

 自分たちのふるさと「八木」のよさを再発見した6年生。また、地域の先人の思いや努力を感じることで、さらに「ふるさと八木」を誇らしく思う子ども達でした。
 お世話になりました地域のみなさん、本当にありがとうございました。

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