いじめ防止のための発信

人権教育

 6月4日(水)、人権月間に合わせて「いじめ防止」の意識を高めるために、生徒指導担当から「いじめ」とはどういう状況を指すのかについて、子どもたちに語りかけました。人は違って当たり前。見た目の違いもあるけれど、見ただけではわからない違いもいっぱいあります。それぞれが得意なこともあれば苦手なこともあります。いじめ(暴言・暴力・仲間はずれ、無視など)は理由に関係なく、絶対にしてはいけないこと、直接関わっていない場合でも傍観者であればいじめているのと同じであること、どんなことでも「辛い、これっていじめかも」と思ったら一人で悩まず周りの友達や先生、大人に伝えることなど、とても大切な話をしました。また先生たちは「いじめを絶対に許さない」学校にしていくという決意を、しっかり子どもたちに伝えました。
 しかし子どもは、相手の気持ちを推し量ったり、自分の気持ちをうまく伝えたりすることが苦手なことも多く、また心の中にある比較の意識や自分軸の意識が、すれ違いや誤解、トラブルにつながることは多々あります。学校では、そんなときこそ自分を振り返ったり、相手の気持ちを考えたりする成長のチャンスととらえて、問題ができるだけ小さいときに事実を確認し、適切に対応していきたいと考えています。

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