3月10日(月)に、6年生は八木町(自分たちの校区)をめぐる「八木めぐりツアー」に出かけました。卒業前に、自分たちのふるさと八木町のことをより知り、ふるさとのよさを再確認することをねらいとして学習をしました。限られた時間の中で、どこをめぐるかも話し合い、今回は清源寺と帝釈天、野家守神社をめぐることに決めました。
清源寺では、3年生の頃に見学に来たことを思い出し、木喰さんのお話などをしてもらいました。木喰さんが笑っておられる理由についても教えていただきました。その中で、何に対しても、「ありがとう」という感謝の言葉と気持ちが大切であること、人はそのことを忘れてしまいがちだからこそ、常に意識しておいてほしいこと、木喰さんは、そのことを教えてくれたり気付かせてくれたりしているとお話していただきました。中学校という新たなステージに向かう子どもたちにとって、とても心に染みるお話でした。
帝釈天では、鐘を鳴らしながら本殿へと向かいました。一つ一つの鐘に、それぞれの願いや想いを込めながら進んで行きました。本殿に到着し、総代さんから帝釈天の歴史や大切にしてほしいことについてお話を聞きました。お話の中で、「当たり前の日常に感謝すること」「常にありがとうの心を大切にしてほしい」など、清源寺で教えていただいたことを帝釈天でも学ばせていただきました。
最後には、山室にある野家守神社に行きました。野家守神社では、神社の名前の由来やムカデが守神となっている理由などについて教えていただきました。自分たちのふるさとの昔の様子を聞き、名前の由来や先人の願いや想いについて学ぶことができました。
今回の八木町めぐりを通して、改めて自分たちのふるさとのよさを再発見し、ふるさとの歴史や魅力について知ることができました。小学校を卒業し、今後ますます世界が広がる子どもたち!そんな中でも、常に自分たちが生まれ育ったふるさとのよさを想い、今回学んだことをこれからの学びに活かしてくれることを願います!!
6年 八木町めぐり~ふるさとのことを知るために~
