算額奉納って? 教師からの挑戦状

難問に挑む、日本の伝統文化を知る

1年生の廊下を歩くと「算額奉納」の文字が・・・。教師からの挑戦状として、難問が提示されています。色んな教科の問題です。この問題を解きながら、探求心を揺さぶっています。一生懸命に挑む1年生も素敵です。

算額奉納について説明します。算額とは、神社や仏閣に奉納した数学の絵馬であり、江戸時代中期の頃から始まった風習といわれています。算額は、数学の問題が解けたことを神仏に感謝し、益々勉学に励むことを祈願して奉納されたそうです。人の集まる神社仏閣を発表の場とし、難問や問題だけを書いて解答を付けないで奉納するものも現われ、その問題を見て解答を算額にしてまた奉納する、といったことが行われたそうです。算額奉納の習慣は世界にはなく、日本独自の文化だそうです。先人が残してくれた貴重な文化財になっています。

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