網野学舎

左2番目から、難波歩未さん、三浦哲史さん、濱本日和さん、髙尾望心さん

私達は決して「無力」じゃない


令和2年度「税に関する高校生の作文」で、入選を果たした4名に喜びの声を聞きました。

【京都府租税教育推進連絡協議会賞】
難波歩未さん(3年1組・丹後中)
題名『シークレット・ドクターと私の歩み』
 コロナ禍の医療現場の話を耳にするたび、看護師を志している私にとって、今は何もできない自分に無力感を感じていました。しかし、例え間接的であったとしても、私達が税金を納めることが、大変な人や困っている人を救うことにつながるということを知り、この作文を書きました。将来、看護師として医療の最前線で頑張ると同時に、『誰かのために』との思いで、納税という国民の義務をしっかりと果たしていきたいです。

【京丹後地区租税教育推進協議会長賞】
三浦哲史さん(3年1組・網野中)
題名『いろいろな見え方』
 私は、レスリングの国際大会で海外に行くと、日本の税率との違いにいつも驚かされていました。しかし、税の使われ方や目的などを深く知る中で、少しずつですが税について興味を持つようになりました。今回レスリング以外の、しかも税の作文で賞を獲ったことに自分が一番驚いています。将来、国民の義務である『納税』という当たり前のことを、当たり前にできる一人前の社会人になっていきたいです。

【峰山税務署長賞】
濱本日和さん(1年1組・網野中)
題名『これからの日本』
 私は、世界と日本の消費税などの税率の違いから税の使われ方の違いについて、細かく比較する内容で書きました。文章をまとめていく中で、それぞれの長所や短所を知ることができ、税への関心を高めていくことができました。さらに、私の中では書き上げた達成感で終わっていたのですが、このような賞まで頂いて本当に驚き、そして嬉しかったです。今回の受賞を自信にして、これからも勉強を頑張っていきます。

【峰山納税協会長賞】
髙尾望心さん(1年3組・久美浜中)
題名『自分がよく訪れる場所』
 私はこの作文を、大好きな本にまつわるテーマで書こうと思いました。学校や公立の図書館の本は、一体どこから来ているのか、という素朴な疑問について、図書館司書を目指している姉にも聞きながら自分でも調べ、これらの本が税金で買われていることを知りました。受賞については私も、そして姉も驚いていました。この受賞を励みに、これからもたくさん本を読み、いろいろな作文に挑戦していきたいです。

...受賞した皆さん、本当におめでとう!

(文 安達卓能)

 
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