7月28日(火)に、標記の巡検に1,2年生23名が参加しました。
巡検とは、自ら地域をじっくり「歩いて、観察して、学ぶ」というプロセスを大切にするフィールドワークの形態です。このセミナーは、大阪市の都心部を舞台に、地理、歴史、政治、経済のそれぞれの知識を結集して、「地域の捉え方」を学ぶという巡検です。昨年度に続き2回目の取組です。
主な訪問箇所と学習内容は次の通りです。
①北大江公園
「ブラタモリ」も訪れた公園。都心部の台地・低地の対照性とそれに対応した土地利用
②北船場(きたせんば)
大坂城の城下町、都心地域の都市機能(学術、証券・金融、薬などの地域特化)
③大阪取引所(案内付き見学ツアー)
大阪の金融経済の変遷、「デリバティブ(金融派生商品)」取引の内容
④中之島・「水の都」
蔵屋敷の立地、「大大阪」時代の都市問題の発生と都市整備
⑤大阪堂島浜タワー展望台
キタ・船場・ミナミの都市景観の特質、CBD(Central Business District:中心業務地区)の形成
⑥「うめきた」地区
バブル経済崩壊以後の都市の再生、大規模再開発の展開とその実態
以下は参加した生徒が提出したコメントの一部です。
「今回のサマーセミナーに参加して、街の見え方が変わった気がしました。普段何気なくみていた風景にも、その風景が形成された背景があって、地理的な要因や歴史的な要因、政治的な要因などが絡み合って街が作られていることがわかりました。」
教科書にある世界だけでなく、実際に現地を訪れ、まさに「ほんまもん」に触れて学習するよい機会になったのではないかと思います。
何気なく存在しているような「空間」や「景観」、「地域」も、それを捉えるツールがあれば、鮮やかに、色づいてみえてきます。
そして、ふとしたことを疑問に感じたり、興味深く思ったりします。こうした営みを今後も大事にしてほしいと思います。