一年間お世話になった地元企業「和衣庵」様のお二人に、着付けを教えていただきながら、デザイン工芸部の部長が自分で作った浴衣を試着しました。「和衣庵」様には、教員の力だけでは及ばない、生徒の好奇心を温かく支えていただき、心より感謝いたします。
冷たい雨の夕方、すがる思いで部長が御社を訪れたのは昨年の2月。それから、灼熱の夏も、切羽詰まった秋も、何度もご指導いただきました。おかげさまで和服に関して何の知識もなかった高校生が、こんなにも素敵な浴衣を作り上げることができました。
「応援」は「挑戦」のあるところに生まれると言います。地域の皆様、様々なことに好奇心を持って挑戦する嵯峨野高校の生徒を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。後を引き継ぐ後輩と記念撮影。部長はもうすぐ引退です。
和衣庵様からいただいた「応援」は、浴衣の制作だけでなく、高校時代に何かを成し遂げた経験となって、部長の未来を支えてくれると思います。本当にありがとうございました。