6月8日(土)に行われましたインターハイ兼近畿大会京都府予選会において、本校の女子が、団体の部で京都府第5位になり、見事近畿高等学校剣道大会への出場が決定しました。
1回戦の福知山成美戦は、4-1で危なげなく勝利しました。
続く2回戦は、シード校で強豪の山城高校でした。先鋒は粘りを見せましたが惜敗、次鋒は先月の高校総体で骨折した選手でしたが、痛みがある中サポーターをはめて出場し勝利、中堅は、すごくしっかりした上段の選手でしたが、先に1本を先取し、終了間際に1本取り返され引き分け、副将は、本校の女子部長が積極的に攻め勝利し、ここまで2-1と1勝リードしました。相手の5人目の大将は、すごく強い選手でしたが、本校の大将が粘りをみせ何とか引き分けに持ち込み、そのまま勝利し京都府第5位になり、近畿大会への出場を決めました。個々の力では格上の相手もチームで勝つときの理想となる勝ち方でした。本当に素晴らしい戦い方だったと思います。7月の近畿大会に向けてさらに力をつけていって欲しいと思います。
一方、昨年度1月の大会でシード入りしていた男子団体は、本校の選手の1本と思われましたが相手の1本に判定され、その1本を取り返そうと白熱した試合が展開されましたが、その1本を取り返せずに敗退しました。目標にしてきた近畿大会出場が叶わずものすごく残念だったと思います。
悔しい思いを胸に臨んだ翌日に行われた個人戦では、部長の選手が4回勝利し、出場選手110名中の第5位に入る大活躍でした。5回戦(コート決勝)では、残念ながら負けてしまいましたが、最終的に優勝した選手をあと1歩まで追い詰めるという素晴らしい試合内容でした。負けた悔しさはあるものの、本人のやり遂げたという言葉と顔つきが充実ぶりを物語っていました。後輩たちの良い刺激になったと思います。
3年生の部員はそれぞれ次の目標に向けて切り替えることになりますが、特に近畿大会に出場する部員については、週に何回か稽古に参加し、京都府の代表にふさわしい活躍をして欲しいと思います。
今まで応援ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。