SAGANO BLOG

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3月15日(金)、京都地学教育研究会にてSSL校有林調査ラボが日頃の活動の様子を発表しました。

彼女は校有林の土から最適な陶土を作る研究をしています。最初は不安そうな表情でしたが、先輩が作ってくれた「粘土の固さを測る装置」を説明すると、この笑顔!一定の重さの棒を自然落下させて、凹んだ深さを測ることで粘土の固さを数値化するそうです。手作りですが、きちんとJIS規格に合わせて作っています。「無ければ...作ればいい!」の精神。

彼は校有林の杉をサンプリングして、下から上まで1メートルごとに輪切りにし、年輪の幅を測定しています。年輪から年代や気候を調査するそうです...だから校内にこの長さの木が多量にあったのね...。

彼女は松ぼっくりの発芽状況を調査しています。種を正確に採取するため、傘をわざと閉じた状態にしてから鱗片を1枚1枚もぎっていくそうです。熱心に説明するその手には絆創膏が...。この松ぼっくりが、あなたをそこまで夢中にさせるのね。

悩んだり、閃いたり...

竹の廃材利用で「竹サックス(かなりよい音色!)」を作ったり...。

今後も校有林調査ラボから目が離せません。


 
 
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