1年生がシランを使った継代培養に初めて挑戦しました。継代培養は、植物細胞を無菌的に培養し増殖を続けるための大切な技術で、生徒は無菌操作や培地の扱い方 を学びながら、慎重に作業を進めました。緊張した様子でしたが、培養瓶の中で成長するシランを見て「もっと上手になりたい!」と決意していました。
この日は環境創造科3年生がこれまでの教育活動の集大成の発表を行ってくれました。1・2組と違い作品制作中心の課題研究ですが、要所要所に職業人意識を感じられるような発表で、成長したなと思います。これから卒業していきますが、今回発表を見学した2年生も含め、今後も地域とつながる活躍を期待しています。
≪発表内容≫
〇「校内各種の施工実習報告」(農業土木コース)
〇「10坪作庭『頂』」(造園コース校内活動班)
〇「都ホテル ウェルカムガーデン、緑化フェア、技能五輪」(造園コース校外活動班)
環境創造科3年 農業土木コースの生徒3名(左から坂下君、藤井君、近藤君)が、国家資格である「2級土木施工管理技士補」に合格しました。コツコツと試験勉強に励み、合格を目指して取り組んだ結果です。 今後もそれぞれの進路先でその能力を発揮し、活躍してほしいと思います。
この日は農業生産科の課題研究発表会でした。前日の園芸技術科に引き続き、実のある発表ばかりで、質疑も活発に行われていました。来週、環境創造科の発表が最終となります。
≪発表内容≫
〇「安心・安全でおいしい和牛肉を京都の皆様へ~農場HACCPの取組・普及活動~」畜産流通コース
〇「酒造原料米 京の輝き 試験栽培」作物コース
〇「専用機械がないなかでのチーズ作り」動物資源コース
〇「イネの再生二期作の試み~地球温暖化を味方にした栽培方法の模索~」作物コース
〇「南丹市での白小豆栽培の試み~省力化を目指した株間の検討~」作物コース
この日は園芸技術科3年生の課題研究発表会でした。この授業は、2年生の時から自分たちが抱いた疑問や課題をもとにテーマを設定し、チームで調査・研究に取り組むものです。生徒たちは試行錯誤を繰り返しながら、自分たちの探究心をカタチにしてきました。そして今回、長い時間をかけて積み上げた努力の結晶を、堂々と発表してくれました。発表には、それぞれのコースで学んだ知識と技術、そして新しい発見がぎっしり詰まっていました。研究を通じて得た成果や経験は、これからの未来へと続く貴重な財産です。
これからも農芸高校は、生徒たちの「学び」と「挑戦」を全力で応援していきます!
≪発表内容≫
〇「廃棄農産物を用いた担子菌類の子実体形成の方法の検討」生物工学コース
〇「農芸高校およびその付近の水生環境調査」生物工学コース
〇「養液栽培利用済みヤシ殻培地の利活用方法の検討について」野菜コース
〇「いきいきガーデンを通じた亀岡地域のまちづくりの検証」草花コース
明日は農業生産科、来週は環境創造科が発表します。
今年も部活動や寮生活、コンテストへの挑戦や地域交流など、様々な教育活動を経験することで、生徒にとって飛躍する1年となりました。これからも仲間との交流・協働を通し、互いの良さを生かし高め合って成長してくれることを願います。今年もありがとうございました。
動物資源コース2年生の内田望愛さんが、静岡県掛川市の『沖之須牧場』にて、6泊7日の宿泊研修に参加しました。 内田さんは『学校で勉強した事を将来に活かすために、酪農家さんでより体験的に学ぶ事も大切!』と考え、この研修に臨みました。その意欲が実り、多くの新しい知識や技術を吸収するとともに、職業意識をさらに高める機会となりました。 この経験を今後の学習や進路活動に活かしてください。
今年もあと10日ほどになり、2学期も明日で終了します。1年生が育てている紅白のハボタンも、ここ数日の寒さできれいに色づいてきました。太陽の光を存分に浴びて、生徒も植物も大きく育ち輝いています。
ホルスタインショウに向け、専門家を招いて技術講習会を開催しました。この講習会では、共進会に出品する牛の毛刈りやリード、コンディション調節、選畜のポイントなどについて専門的な指導を受け、動物資源コースの生徒や教員のスキルアップを図りました。
都ホテル京都八条のウェルカムガーデンの模様替えを行いました。11月末から12月25日までは、クリスマス仕様に飾り付けていますので、クリスマスはぜひ、京都駅近くの都ホテル八条のウェルカムガーデンへ。 この庭は、草花だけでなく樹木もカセット式になっており、すぐに季節四季折々の花や木々に切り替えることができ、すぐにご覧になっていただけるような工夫が施されております。そんなポイントも含めて鑑賞ください。
明日の農芸祭に向けて開会式を行い、これまでのコース授業で作り上げた生産物を全校生徒に紹介しました。作物コースはお米を紹介し、1年生は初めて体験したダイコン栽培を説明しました。実りの秋、学びの秋、収穫物に感謝です!!
動物資源コースと畜産流通コースの3年生が牧草「イタリアンライグラス」の播種を行いました。イタリアンライグラスは、成長が早く、飼料としても栄養価が高いため広く利用されています。
生物工学コースの2年生が、カーネーションの「茎頂培養」に取り組んでいます。継代培養は遺伝子を扱う課題研究を進めるための土台となる技術で、バイオテクノロジーの基礎を学んだ生徒たちは、無菌環境での培養操作や、細胞が活発に増殖するための環境維持に取り組みます。これから各自の研究テーマをもとに、より高度な実験や研究に挑戦していきます。