学校生活School Life
保護者の皆様へ
◇臨時休業中の生徒のストレスとその対応について◇
新型コロナウイルス感染症の拡大により影響を受けているすべての方々に謹んでお見舞い申し上げます。
感染症拡大防止のため臨時休業が継続されてきましたが、その中でお子様の日常の様子について不安や懸念を覚えてられる御家庭があるかもしれません。ここでは、お子様が抱えていると思われるストレスとその対応についてご案内いたします。御参考になさってください。
大きな観点として、「子どもは大人が考える以上に過敏で不安になりやすいこと」「まずは大人が安心感を与えること」「友人、親戚などとの社会的なつながりを維持すること」が大切であると言われています。具体的には次の3点が挙げられます。
(1)感染症への不安と恐怖・強い刺激を持つ情報への対応
既に感染症の防止と対策について正しい情報が入手できるようになったにも関わらず、ネット上では不確実な情報やデマ、罹患者・医療従事者・物流を担う方などへの誹謗中傷、やむを得ず遠方から来た人への攻撃などがあると言われ、こういった内容に関する報道も多く見られます。また、今後も不確実な情報やデマ、報道が流れることが予想されます。こういった情報に対して適切な対応できる子もいれば、過度な緊張感を抱える子もいます。特に子どもはテレビやネットなどから過度で過激な情報の影響を受けやすく、同じような情報(刺激)を繰り返し受けることで、情緒がさらに不安定になることが分かっています。
☆ヒント:不安になっている子どもには繰り返し安心感を与えるような言葉かけを。
年齢が低いほど、情報は親が口頭で伝えるだけで十分です。
大人も含めて、他の事柄に適度に気持ちを切り替えて過ごしましょう。
(2)長期の自粛による行動の変化
現在は感染症拡大が頭打ちを見せていますが、それでも様々な影響を受けている私たちは大人・子どもを問わず、落ち着いた行動をとることがまだまだ難しいと言えます。
不安やストレスを感じた時、それらは主に「いつもと違う気持になる」「体に現れる」「行動に現れる」の3パターンで現れます。
また「怒りの感情がわき攻撃的になる」「気持ちが不安定になりやすい」「甘えが強まる、幼い言動が見られる」「具合が悪くなってしまったり、眠れなくなったり、衛生面に過度に神経質になりすぎたりする」といった行動は、不安や恐怖から自分を守ろうとする反応であり、決して異常な行動ではありません。お子様にそのような状況が見られましたら、まずは大人自身が落ち着いた言動を取るように心掛け、その後に安心感を与えるような言葉かけや、御家庭が今まで培ってこられた「支えあい」「励ましあい」を行いましょう。
☆ヒント:落ち着いて、丁寧に予防に取り組みましょう。
過度に神経質になっている場合は安心感を保障し、
甘えや不安の訴えにはその都度安心を与えてください。
(3)経済的影響と、生活の変化によるストレス
休業の措置により、家庭にとっては経済的な不安、子どもにとっては生活空間の閉塞感によるストレスが大きいでしょう。大人も不安やイライラが募ってしまいますが、それが家庭内で増幅しあわないように気を付けましょう。適度な距離を取ることも必要です。限られた選択肢の中で、少しでも互いのストレスを発散できるように工夫する必要があります。
☆ヒント ・家庭の中での過ごし方を話し合い、生活のリズムが崩れないように気を
付けます。
・栄養のある食事、適度な運動、発散できるような楽しい活動を家族で見
つけていきましょう。
・親子でともに過ごせるときには、できるだけリラックスしたり協力して
物事をする時間を共有しましょう。
・子どももたくさん我慢しています。大人の愚痴を聞かせたり、イライラ
して叱りすぎないよう、日常のちょっとしたことを褒めて、優しい言葉
かけをしてあげてください。
・密閉・密集・密接の三密に十分気を付けながら、家庭外との交流を図っ
てください。
その他、別途配布の「こんな時だから伝えたい『レジリエンスの話』」も参考になさってください。
保護者の皆様にとっては、十分に子ども達に目が向けられない個々の事情があると思います。ストレスをため込まないようにするためにも、お子様のことに関して御心配なことはどうぞ学校にご相談ください。また、地域の保健センター(役場)にも、保健師や相談員がおります。お気軽にご相談ください。
峰山高校 0772-62-1012
(このたよりは、北海道臨床心理士会教育領域委員会が作成された文章をもとに作成しました。)
緊急事態宣言が出され、外出自粛の日々が続く中で最近話題になっていのが、
オンラインでの人とのやり取り。
峰山高校には「いさなご探究」という授業がありますが、この授業は
学校内に収まらず、地域の方々との対話を通して自分と向き合ったり、
今この時代を生きるとはどういうことなのかについて、考えるものです。
「いさなご探究」をより良いものにしてくため、学校の先生と地域の方が
意見交流できる場を設けたい、ということでオンラインツールを使って、
会議を実施しました。
慣れない作業に初めのうちはぎこちない感じはありましたが、
先生の想いをくみ取って、サポートをしてくださるという地域の方々の存在が
とても頼もしくあり、有意義なやり取りがなされました。
これからたくさんの人々と関わりを持ちながら、皆さんと一緒に
峰山高校独自の「いさなご探究」を創っていきたいと思います!
こんにちは! 能勢 ゆきです。
この度「高校生と地域をつなぐコーディネーター」として3月より着任しました。
ご挨拶が遅れてしまって、ごめんなさい。
緊急事態宣言が出されたことで、学校が始まったと思ったら
またすぐ休校になってしまったことで皆さんと直接のやり取りが
まだほとんどできていない状態なので、少し残念ではありますが
またみなさんと会える日を楽しみに待ちたいと思います!
みなさんとは主に「いさなご探究」の授業で関わることになります。
ではここで、簡単に自己紹介をさせていただきますね。
好きなことは読書、映画鑑賞、旅行、音楽、韓国語です。
高校時代はコーラス部に所属しており、映画やミュージカルの曲を歌っていました。
本当は、京丹後やその周りの様々な地域をゆっくり巡りたいのですが、
この情勢で今は難しそうなので最近は再び韓国語に触れることがマイブームで、
よく韓国のバラエティー番組やドラマを鑑賞しています。
以前は、「体験型の書店」と呼ばれる少し変わった書店で働いていました。
本屋でイベントを企画したり、「先生」を招いて講義やワークショップなどを行い、
ある意味「大人の学校」のような、そんな本屋さんでした。
京丹後には「人」に導かれてやってきました。
まだ地域のことをほんの少しだけしか知りませんが、
ここはとても温かく、いつも優しく見守ってくれているような、
全てを受け入れてくれるような、そんな寛大さを持った場所だと思います。
そして、今この町にはより良い未来を創っていくために"ワクワク"を創造しようと健闘している人たちがたくさんいます。
ここにみなさんが加わったとき、さらに大きな化学反応が起こってくるのではないかと
今すでに楽しみな気持ちでいっぱいです!
全く別の場所で生まれて、育った私が今こうしてここにいること、
それは奇跡的な出会いだと感じています。
あなたの可能性、そして地域の可能性を引き出すお手伝いを
全力で行っていいますので、
どうぞよろしくお願いいたします!!
午前中に全教職員を対象にMicrosoft Teams(チャットツール)の研修会を行いました。
今週から在宅勤務が始まりますが、このTeamsがあれば在宅での書類のやり取りや、
教職員間でのビデオ会議などが行えます。
また、生徒の皆さんへの課題提示や回答の回収、アンケートの実施などが行え、様々な活用が可能です。
研修では、臨時休業中に活用していくため、教職員間での積極的なやり取りが交わされました。
2月21日(金)
今まで1年間かけて行ってきた、「いさなご研究」の発表会が行われました。
総合的な探究の時間で行われてきたプロジェクトは
いくつかの分野に分かれており、
それぞれのグループごとに行われた発表は、
徒一人ひとりの独自の観点を交えたもので、時間をかけて
じっくりと取り組んできたことがうかがえました。
彼らの生き生きとした表情は、これまで探究をしっかりと行ってきたという
証であり、互いに研究の成果をたたえあっていた姿は
感動をあたえてくれました。
実際にフィールドワークをする中での体験談、地域の人へのインタビュー、
興味関心のあることについてさらに深堀した論文等、発表内容は幅広く、
それらを見学する人たちも終始楽しそうに過ごしていたことが印象的です。
果たして来年はどのような発表が出てくるのでしょうか!?
さらにパワーアップした生徒たちの姿を見ることを楽しみにながら、
その日を待ちたいと思います。
12月13日(金)
クリスマス会を行いました。
1・2年生が中心の新しい生徒会になって初めての取り組みです。
家庭科の中井先生にご協力いただき、「スノーボールクッキー」と「ツリー型のカップケーキ」を作りました。
そして、AETのジュリアン先生とESS部員による読み聞かせもあり、充実した時間となりました。
学年の垣根を超えて、楽しく!おいしく!クリスマス気分を味わいました。
11月12日(火) 芸術鑑賞会を実施しました。
峰山高校では、毎年演劇→音楽→古典芸能と3カ年でローテーションを組んで、芸術の団体鑑賞を行っています。
今年度は、大山日出男セクステットによる、ジャズの演奏を本校・分校の全校生徒で鑑賞しました。
普段あまり聞き慣れないジャズですが、演奏者だけではなく聴き手も一緒になって良い雰囲気を作り、楽しみながら鑑賞しました。
終盤には吹奏楽部とのコラボ演奏がありました。生徒は少し緊張気味でしたが堂々と演奏しており、ソロパートでは2年生の岩瀬円香さんが見事なクラリネットのソロ演奏をしました。
最後に生徒の感想をご紹介します。
「初めて生のジャズ演奏を聴いて、すごくかっこよくて、聴いていて楽しかった。また、迫力もすごく、よかったです。クラッシックやjポップなどとは違った音楽の雰囲気ですごく魅力的でした」
「新しい音楽の世界に連れて行かれた感覚があって、またジャズが聴きたいと思いました」
「90分が短く感じるくらいどれもすごい演奏で、1つ1つの楽器がお互いを邪魔せず引き立て合っていたところがよかったです」
11月15日(金)
生徒会が新体制となり初めてのあいさつ運動を実施しました。
最初は緊張している様子でしたが、しだいに明るい挨拶が響くようになりました。
11月7日(木)、3年2組と3組の生徒を対象に、京都府の「高校生伝統文化事業」の一環で「茶道」の授業を行いました。
茶道裏千家、吉田栄子氏、錦織幸子氏、蛭子フミ子氏、前田元子氏の4名の方を講師にお招きし、茶室の歴史や作法の講義を受けた後、立礼式で茶道を体験しました。
講師の先生からは、お茶の点て方、お菓子やお茶のいただき方等を丁寧に指導していただきました。相手を思いやる心、感謝の心を持って接することを学び、日本が誇る伝統文化への関心を深めることのできる貴重な体験となりました。
生徒の感想の一部を掲載します。
・自分でお茶を点てる事は今までにも経験したことがあったけど、お茶の歴史や茶室でのマナーは知らなかったのでとても良い機会になりました。普段授業で使う教室も茶道体験用に変えられていて、茶道により深く触れ、穏やかな気持ちで体験することができました。一つ一つのことに気配りをし、感謝をすることで人と人との関わりの大切さを改めて感じることができました。普段の生活の中でも、おもてなしの心を大切に過ごしたいと思います。ありがとうございました。
・今日はお忙しい中、指導をしてくださり、ありがとうございました。茶道の歴史や作法について、知らないことを知ることができたし、実際に体験することができたのでよかったです。今までは、畳の上でのやり方しか知らなかったので、テーブルでの体験をすることができてよかったです。面白くなさそうというイメージが強かったのですが、茶道というのはとても心が温まるものだと実感しました。
・普段できないような貴重な体験ができてよかったです。お茶の歴史について詳しく知ることができて面白かったです。相手を敬い、謙虚な姿勢を示す事は何においても大切なことになると思うので、今後も続けていこうと思いました。今日習った礼儀や作法が、無意識にできるようになるとかっこいいと思いました。季節を感じられる花やお菓子があって、とても風流だと感じました。お菓子もお茶もとてもおいしかったです。日本の伝統文化に触れることができて良かったし、このような美しい伝統文化があることを誇らしく思いました。
11月26日(土)、第32回丹後府立高校・与謝の海支援学校交流会が京都府立与謝の海支援学校で行われました。
本校からは生徒会と吹奏楽部が参加しました。
分科会ではうたごえ・スポーツ・折り紙などいくつかのグループに分かれ活動し、全体会では一緒にフォークダンスを踊ったり歌ったりするなど交流を深め楽しい1日を過ごしました!
10月18日(金)、京丹後市青少年健全育成会主催のあいさつ運動を行いました。
3年生の自転車安全利用推進委員が参加し、京丹後市教育長をはじめ、警察、地域の方々と一緒にあいさつをしました。
第3回峰高ねんりんサロンを開催しました。最初に介護予防体操を行い、体操の後はじゃがバタ餅と蒸しパン作りを楽しみました。作っている最中も食べている最中も笑顔が絶えず、とても良い雰囲気がずっと流れていました。心もお腹も満たされた時間でした!
9月25日(水)に峰高祭 体育の部を実施しました。
前日準備の途中に、雨が降り出した時はどうなるかと思いましたが、
素晴らしい秋晴れと、朝早くから準備にあたってくれたクラブ員の協力のもと、
無事に実施することができました。
クラス対抗種目とブロック対抗種目に分かれて行いました。
結果は以下の通りです。
< クラス対抗種目 >
・大縄跳び 1位 3年1組
2位 3年5組
3位 2年5組
・男子クラス対抗リレー 1位 2年4組
2位 3年1組
3位 2年1組
・女子クラス対抗リレー 1位 2年3組
2位 1年4組
3位 1年5組
< ブロック対抗種目 >
総合優勝 黄ブロック (3年4組・2年5組・1年2組)
2位 赤ブロック (3年2組・2年1組・1年4組)
3位 紫ブロック (3年3組・2年2組・1年1組)
どの種目も最後の一瞬まで順位が分からず、手に汗握るものばかり。
応援にも熱が入り、クラスメイトだけでなく、同じブロックの先輩・後輩にも
精一杯応援を送っていました。また、PTA役員の方をはじめとする、保護者の方々の
声援も、生徒の力になりました。ありがとうございました。
今を全力で、笑顔あふれる体育の部となりました。
また、女子対抗リレーの決勝では若手教員を中心とした教員チームも参加しました。
以下は式典・競技中の様子です。