アミモンガラ、マツダイなどの漂流生物(マリンバイオ部)

漂着物(枯葉や藁、海藻プラスチック 等)
今年は本校桟橋へ漂着する漂着物の中に、普段は見ない生物を多く発見しています。
9月22日(月)
ニジギンポの稚魚が大量に採れました。毎年たくさん見られます。
アミモンガラの稚魚も採集しました。稚魚の採集は初めてです。
小さなギンカクラゲが多数漂着しました。
ルリガイ
ギンカクラゲをエサにしているルリガイもいました。

HP:ぽるぴた・ぽるぴた(ギンカクレゲ)(2024年8月)
シイラの稚魚とギンカクラゲ
マツダイ(稚魚)

10月10日(金)
日本海側での発見が大変珍しい、ハナデンシャを採集しました。
HP:ハナデンシャ(2025年10月)
シイラ稚魚)
今年もたくさん流れ着きました。
HP:MAHI MAHI (シイラの稚魚)(2024年10月)
イスズミ(稚魚)
比較的暖かい海域に生息しています。浅瀬の岩礁域を好みます。
本校桟橋において、採集例はあまりありません。
アミモンガラ(稚魚)
連日、漂着物の中から採集しています。

冬になると、成魚が死滅回遊(季節来遊)してくることが時々あります。
稚魚の採集は、今年が初めてです。
2010年10月、本校桟橋に死滅回遊(季節来遊)してきたアミモンガラ
数年に1度か2度、漂着します。
マツダイ(稚魚)
マツダイの稚魚も、連日漂物の中から見つかっています。
これまでなかなか採集できなかった魚です。

10月23日(木)
マツダイ、アミモンガラが多く漂着しました。
アオミシマ(稚魚)も2個体漂着しました。
HP:Stargazer(星を見つめる者)(2024年10月)
マツダイ(稚魚
これまでにない、やや大きめの稚魚を採集しました。

マツダイは世界中の熱帯、亜熱帯域に分布しています。
幼魚は流れ藻に付き、横向きになって枯葉に擬態します。
アミモンガラ(稚魚)
お腹に寄生虫を付け
個体もいました。
アミモンガラ