3月29日(木)京田辺市内に北陸新幹線の新駅が設置される事をPRするため、田辺高校が京田辺市から依頼を受け、本校の鉄道研究部と美術部が昨年の11月から製作してきたミニ新幹線の完成式が行われました。
完成式では石井市長や河原保育所の園児、鉄道研究部、美術部、多数の報道陣も来校し盛大に行われました。
除幕式では北陸新幹線のシンボルである、金とブルーのラインの入ったミニ新幹線を見て参列者から「ワーッ!」「かっこいい!!」と歓声が上がりました。
除幕後は試走が行われ、石井市長、鍔田校長、保育園児がミニ新幹線に乗り込みおよそ時速7km程度で軽快に線路を走り抜けていました。
今後はミニ新幹線は京田辺市の各種イベントで北陸新幹線のPR活動に活躍する予定です。
完成式の模様は当日のNHK大阪放送局でお昼と夕方のニュースにもの取り上げられました。
2月24日(土)に、工学探究科2年生が「探究実習」の授業で、5回20時間で取り組んだ「自ら設定した工業に関する課題」の成果として、下記の内容による発表会を実施しました。
1.Javaによるプログラミング
Java言語を用いたゲームやソフトウェアの開発について
2.3Dプリンタ
3DCADと3Dプリンタを用いて製作した発電機、ドローン、ロボットアームについて
3.電子回路製作
トランジスタの静特性を計測する実習装置の製作を行い、製作工程と工夫した点について
4.CによるLEGO EV3制御
LEGOで作られたロボットをC言語プログラムで制御を行い、様々な課題を解決するロボットの製作について
各班ともに短い期間の中での研究でしたが、自ら設定した課題について達成することができ、来年度に取り組む課題研究につながる研究となりました。
2月14日(水)2年生機械技術科の生徒が実習の一環で京田辺市にある椿本チエインへ工場見学に行きました。
会社概要を聞いた後チェーンの組み立てた意見を通して、チェーンの仕組みを勉強しました。その後、工場見学の中で製造されている様々なチェーンを見せていただきました。エントランスにはチェーンのリングプレート2万個で制作したレオナルドダビンチがありました。生徒たちはとても熱心に見学をしていました。
見学終了後、本校卒業生に来ていただき、生徒からの質問に答えていただきました。生徒たちは、「なぜこの会社に決めたのか」、「就職試験に向けてどんな勉強をしたのか」など先輩に質問をしていました。卒業生も生徒たちの質問に熱心に答えてくれていました。
今回の工場見学は、生徒たちにとって良い経験になったと思います。椿本チエイン様、見学させていただきありがとうございました。
1月31日(水)の2,3時間目に1,2年生がオリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業として、車いすバスケット選手を招いたデモンストレーションと模擬対戦を見て、講演を聞きました。
デモンストレーションでは、京都アップスとレイク滋賀の6名の選手のスピーディーでパワフルなプレーに生徒は驚きを隠せませんでした。その後、1年生チームと2年生チームで7分間ゲームを行いました。(ゲームメイクのために1名ずつ選手がサポートで参加してくださり、1年生チームが勝利しました。)実際に、車いすバスケを体験した生徒は、見ている以上に車いすでバスケットボールを操る難しさに驚いていました。
また、選手2名対本校教員10名の5分間ゲームでは、14対2と本校教員チームが圧倒され、見ていた生徒は選手の動きの凄さに一層驚いてました。
そして、講演では、身体の障害を乗り越えたバスケットボール選手に「車いすに乗ることになった経緯、リハビリの日々、仲間から車いすバスケに誘われたこと」などについて話をしていただきました。生徒たちは、絶望に打ちひしがれることなく、前向きに笑顔で生きていくアスリートと接することができ、自らの人生の目標や生きていくことの意味、困難に向かって努力することの大切さについて考えることができました。