工学探究科は理工系四年制大学への進学を目指す学科です。また学科の部活動として、工学探究科生徒だけで構成する工学探究部があり、ものづくりなど本人の意欲をかきたて、進路実現へのサポートをしています。
工学探究部は、宇宙エレベーターロボットに取り組んでおり、9月29日(日)に学校法人大阪医科薬科大学 高槻中学校・高等学校にて行われた「第7回宇宙エレベーターロボット競技会関西オープン」に出場しました。競技は、レゴ・マインドストームで組み立てたロボットを用いて、制限時間内にステーションと地上間でピンポン玉を運搬した数とロボットの軽さを競うものです。
競技会の中高生グローバル部門には22チームが出場しており、本校からは工学探究科2年生(8人)による「蚊蜻蛉」、「ステラ」の2チームが出場しました。上手くピンポン玉を運べないチームが続出する中、昨年の全国大会出場経験者がいる本校の「蚊蜻蛉」チームが確実にピンポン玉を運び、その結果、11月4日(月)に神奈川大学横浜キャンパスにて行われる全国大会への出場権を勝ち取ることができました。
7月31日~8月1日に福岡高等技術専門校(福岡県福岡市)で第14回若年者ものづくり競技大会(主催:厚労省、中央職業能力開発協会)が行われました。この大会に高校生近畿地区代表選手として、本校の自動車科3年生の森川 湧斗(もりかわ ゆうと)さんが出場しました。
競技内容は6つの競技課題(ブレーキ点検整備、エンジン故障診断、電気装置故障診断などの各課題を35分以内で完了する)があり、森川選手はほとんどの課題を制限時間内に終了させました。真夏の整備工場内で汗だくになりながら行ってきた練習の成果を存分に発揮しました。
大会結果は『銅賞』に輝きました!!
専門学校の学生も出場する中で、高校生としては最上位でした!!
2学期の始業式に京都府職業能力開発協会の専務理事 加納伸晃 様が来校され、厚生労働大臣からの賞状と銅メダルの伝達表彰が行われました。
田辺高校としては、この大会に4年連続7度目の出場で、これまで過去に4回入賞しています。
工学探究科では、理工系四年制大学進学を目指し、大学についての知識を得るために、授業の一環で大学との連携による夏季集中講座を実施しています。
今年度の工学探究科2年生は、金沢工業大学、福井工業大学、同志社大学、兵庫県立大学、香川大学と連携し、以下の内容で5日間の夏季集中講座を実施しました。
8月19日(月) 金沢工業大学 『ロボット工学について』 土井隆宏先生
8月20日(火) 福井工業大学 『原子力工学について』 砂川武義先生
8月21日(水) 同志社大学 『骨密度測定の音響測定』 松川真美先生
8月22日(木) 兵庫県立大学 『京田辺地域の地質について』 後藤忠徳先生
8月23日(金) 香川大学 『ネットワークセキュリティについて』 喜田弘司先生
大学の模擬講義を受けたり、大学の先生と議論をしたり、普段見ることのない装置や設備を間近で見ることができたりと、夏季集中講座は生徒たちにとって大変よい刺激となりました。
自動車科 3年生 森川湧斗さん(旭丘中)が第14回若年者ものづくり競技大会 自動車整備職種(主催:中央職業能力開発協会7月31日、8月2日福岡県博多市で開催)に近畿ブロック予選代表選手として出場します。
この大会は、職業能力開発施設や工業高等学校等において、技能を習得中の20歳以下の若年者を対象にした大会で、高校生だけでなく専門学校生も出場するU20の自動車自動車整備技術No.1 を決めるハイレベルな大会です。
大会に向けたトレーニングでは、京都府整備振興会や京都府内の自動車ディーラの協力を得て、技術指導や課題車両・機器の提供をいただき、森川選手は優勝を目指して夏休み返上で日々猛特訓中です。
田辺高校自動車科としては、この競技大会に昨年度に続き4年連続(6度目)の出場になります。昨年度は本校から出場した選手が、優勝し金メダル・厚生労働大臣賞を受賞しました。
皆様の応援よろしくお願いいたします。
4月24日(水)、2年工学探究科の「実習」でエッグドロップコンテストを実施しました。このコンテストは、3階から落とす生卵を、紙だけで作ったプロテクターで守るというものです。昨年5月の1年次にも同じコンテストを実施しており、今回は2度目のチャレンジとなります。無事に卵を守り切ることができたのは1班だけでしたが、創意工夫に満ちた様々なプロテクターを立案している様子が印象的でした。
また、今回のコンテストでは「昨年度の問題点の発見→解決計画の立案→結果予想→実行→振り返って問題点発見」と探究的な活動にまでつなげることができました。そして、一連の流れを各班がディスカッションしてまとめて発表を行うことにより、主体的・対話的で深い学びを実現することができました。
本日、「(株) ひとまち」の水田恵美氏にお越しいただき、1年生を対象にエンパワーメントホームルームを実施しました。
エンパワーメントとはひとりひとりの力を発揮することで、そのためには良いコミュニケーションが大切であるという説明がありました。
最初に大きく、短く、早い拍手の練習をし、アイスブレイクとして、後出しジャンケンや声出しビートを行い、少し打ち解けることができました。
また、ミニホワイトボードを利用して、好きな食べ物や好きなスポーツ、これからの高校生活でやりたいこと、頑張りたいことを発表し、それらについて対話をすることにより各ペアの交流を図りました。
その後、「私を語る10の言葉」という取組で全ての生徒が自己開示をし、それについて他の生徒から承認してもらうことを通して相互理解をするということを体験しました。
最後に、担任の先生のかけ声もあり、ホームルームを終えた生徒たちは、これから始まる高校生活に希望をもてた様子でした。
本日、第57回入学式を挙行し、326名の新入生が入学を許可されました。
校長式辞では、今年の卒業生で「第13回若年者ものづくり競技大会」に出場し、優勝した生徒が在学していたことを紹介し、その功績に続くことができるよう、高い目標を掲げ、挑戦し、苦しいときも辛いときも努力し続けて、京都一、日本一になってほしいということや、同じクラス、同じ学年、同じ部活動の仲間を大切にし、切磋琢磨し、絆を深めてほしいということ、そして、自分を大切にし、自信とほこりを持ってほしいという話がありました。最後に、「大きな夢の実現のため、私たちと一緒にがんばりましょう。3年間でたくましく成長し、成人することを期待している。」と伝えられました。
入学生宣誓では、新入生代表生徒が入学に当たっての決意表明をしました。
最後に、第1学年部長と各クラスの担任が紹介され、新入生は各HRに入りました。
式後、各分掌部長が紹介が行われました。
その後、PTA入会式が行われ、会長、副会長、各委員会の委員長が紹介されました。
本日、平成31年度始業式に先立って、着任式を行い、離着任された先生方の紹介がありました。
始業式では、式辞として校長から高浜虚子の俳句「春風や 闘志いだきて 丘に立つ」が紹介されました。この時期に目標を立て、達成できるように決意し、今できることや頑張ったらできることに挑戦し、1年間頑張ってほしいという話がありました。
また、先日の統一地方選挙が行われたことを話題にあげ、主権者として、豊かで安心・安全な社会に発展させるため、社会に目を向け、社会の一員であるという自覚を持った行動をしてほしいという話や、最後に、「この1年も活躍してくれることを期待している」という話がありました。
また、式後には各分掌の教員の紹介と精勤賞の表彰が行われ、多くの生徒が表彰されました。