学校生活

 2019/01/15 

1月15日(火)、昨年の継続で機械技術科1年生を対象に、工業技術基礎の時間を使って高度熟練技能工講習を行いました。今回も、旋盤・溶接においては、厚生労働省のものづくりマイスターの方に来ていただき、手仕上げにおいては、長島精工様から本校卒業生の方に来ていただきました。

旋盤・溶接は、実際に授業でやっているといってもまだまだ未熟な点も多く、今回の講習を通して技術の向上ができたと思います。旋盤では、初めてテーパー加工をさせていただきました。刃物台の角度やハンドルの使い方など、普段やらない作業に戸惑いを感じながらも作業を進めていました。図面の通りに品物ができると生徒たちも喜んでいました。溶接では最初はうまく、接合できなかった生徒も指導をしていただく中で腕をあげていきました。手仕上げでは初めて行う「きさげ作業」に戸惑いながらも作業を進めるうちにコツをつかんできたようで、みんな筋が良いと褒められていました。生徒たちも真剣に黙々と作業をしていました。定盤に光明丹をつけて品物をすり合わせてあたりを見る「赤あたり」と品物に光明丹をつけ、定盤にすり合わせてあたりを見る「黒あたり」をさせていただきました。

どの講習の普段の授業ではできないことばかりなので良い経験をさせていただきました。指導していただいた皆様ありがとうございました。