6月27日(火)、機械技術科1年生の生徒30名は工業技術基礎の授業の一環で、宇治市にある、長島精工株式会社様、株式会社神村製作所様、洛陽プラスチック株式会社様の3社を各社約1時間ずつ見学させていただきました。油圧折り曲げ機、レーザー加工機や様々なNC工作機械による加工、また、機械加工では得られない熟練者の手による平面度、直角度、真直度を出す技術である、きさげ加工等を見せていただき、生徒たちも作業の様子に見入っていました。「技術者として高校で学んでおくべきことは?」、「確かな技術を身につけるときの心構えは?」や「仕事で苦労することや喜びは?」等、生徒の様々な質問にも答えていただきました。とても良い経験になりました。ありがとうございました。
2月25日(土)に、工学探究科2年生が「探究実習」の授業で、5回20時間で取り組んだ「自ら設定した工業に関する課題」の成果として,下記の内容による発表会を実施しました。
1.Javaによるゲーム製作
2.機械加工
3.電子工作
4.自立型ロボットの製作
Javaによるゲーム製作班はグループで分担してプログラムを作り、アナログ時計の表示、テトリスと同じドロップブロックゲームを製作しました。
機械加工班では旋盤を使って、自分たちがこれまでにしたことのない加工技術を用いて、鉄や真鍮を切削し、一輪挿しとアクセサリーを製作しました。
電子工作班では動かしたらチェッカーフラグが見える「エアーチェッカーフラグ」、明るさに応じて音量を変える「手トロンボーン」、風を受けたら様々な光り方をする「電子風鈴」、羊毛フェルトで動物の形を作り、その目にLEDライトを利用した「羊毛フェルトでふわピカ動物」の製作をしました。
自立型ロボットの製作班では、ジャイロセンサーを用いて倒れないLEGOロボットの製作をしました。
各班ともに、短い期間の中で自ら設定した課題が達成でき、来年度に取り組む課題研究につながる内容となりました。
平成29年1月26日(木)、工学探究科一年生40名が「工業技術基礎」の一環で、京田辺市企業見学へ行ってきました。京田辺市商工会工業部会、並びに京田辺市産業振興課の御協力をいただき、同志社大学連携型 起業家育成施設 D-egg 様 へ見学させていただきました。
この施設には様々な会社が入居しており、D-egg様の支援を受けて起業した会社を見学させていただきました。株式会社シン・コーポレーション様では、高静水圧下で酵素と腐敗の話から、イワシが液状化する動画を見せていただき、また、実際にカップ容器へ5MPaの圧力を加える実験を通して、カップ容器が小さくなる様子などを見学させていただきました。普段、見ることができない高静水圧の世界を間近で見て触ることができ、高水圧で物が変化していく様子に、とても関心を持ったようでした。アイ'エムセップ株式会社様では、アンモニアを利用したエネルギーシステムについての研究や、溶融塩炭素めっき技術などを見学させていただきました。この最新技術に生徒達からの質問もあり、炭素めっきが通常の1割程度の費用で形成することができるなど、現在開発されている最新技術に生徒達も、とても感心をしていました。
本日、御協力いただいた皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。