京都すばる高校では、本校での3年間は様々な学習の形や学習の機会を用意し、生徒のみなさんが互いに成長できるプログラムを準備しています。
他では決して経験できないすばらしい高校生活となるでしょう。
~課題研究(コミュニケーション研究)~
11月24日(金)、京都市立向島二の丸小学校において、情報科学科3年生8名が、「ネットのこと、一緒に考えようねっと」をテーマに出前授業を行いました。
寸劇を交えて、小学生とトークし、「これだけはやったらあかん」、「困ったらすぐに相談」など、高校生の言葉で小学生に語り掛けました。
初めての出前授業でとても緊張しましたが、笑いのある和やかなムードの中、トークも弾み、双方が有意義な時間を過ごしました。
小学生の感想文には、「わかりやすくて面白い」、「大人になってからも注意したい」という意見が多く見られました。
小学生と高校生、これからのネット社会を創っていく世代が共に考えるいい取組でした。
今後も継続して活動したいと思います。
~本校のAIプログラミング競技会が全国大会に!~
10月21日(土)、全国産業教育フェア秋田大会において、本校で毎年実施しているAIプログラミング競技会を、「第1回全国高校生AIプログラミングコンテスト」という大会名の全国大会として実施することができました!
競技は、「重力四目並べ」を題材にしたもので、プログラミング言語(Java)によってコンピュータの思考を具現化し、いかに強い「コンピュータの手」を作ることができるかを競うものです。
競技には、本校も含め、全国から10校、24チームが参加しました。
本校は、SPH生徒実行委員でもある、情報科学科3年生3名と2年生7名の計10名(5チーム)が参加しました。
また、この10名は競技参加だけでなく、司会・運営も担当しました。
本校の競技結果は、最も良い結果を残したチームが準優勝で、残念ながら優勝を逃しました。
しかし、司会・運営に関しては、生徒達は精一杯努め、無事大会を終えることができたことに多くの方々からとても高い評価をいただきました。
生徒達も、競技の司会・運営をし、とても充実感を持っており、大きく成長してくれたと感じています!
10月18日(水)、情報科学科3年生の選択科目「情報デザイン」において、デザイン会社である(株)マーブル代表取締役社長の長井秀文様と現役のデザイナーの方をお迎えし、デザイン会社での仕事の内容や進め方、デザイナーに求められる能力についての話をお聴きしました。
実際の仕事の現場の話を聴くことができ、大変有意義な時間を過ごせました。
デザイナーになるためには絵の上手さよりも行動力・アイデア力・コミュニケーション力の方が大切で、お客様が何を必要とされているかのリサーチが重要であるということが分かりました。
デザイナーはお客様に喜んでもらえる職業なので、とてもやりがいがあると、生徒たちは実感していたようです。
この取組は、スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の取組の一環として実施しています。
~基本情報技術者試験の合格に向けて~
10月14日(土)、基本情報技術者試験を翌日に受験する情報科学科2年生を対象にITセミナーを開催しました。
講師の先生として京都IT会計法律専門学校の田村先生をお招きし、アルゴリズム、情報セキュリティ、ハードウェア、データベース分野など午後の模擬問題の演習と解説を1日御指導いただきました。
試験本番に向けて、20名の受講者はいつも以上に真剣に演習問題に取り組んでいました。
今回のセミナーで試験直前のポイントや、当日の受験テクニックを数多く教えていただきました。
このことをしっかり胸に刻んで試験に臨み、そして合格して進路実現を勝ち取ってほしいと願っています。
また、これらの国家試験対策講座は、スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の取組の一環として実施しています。