学校紹介
 

6月22日(土)にイオンモール京都Sakura館4階Kotoホールで「Anti Cyber-crime Café 2024」が開催され、情報科学科1~3年生12名が参加しました。これは京都府警察サイバー対策本部と立命館大学情報理工学部、京都女子大学現代社会学部が共催するイベントで、サイバー犯罪から人々を守るためのアイデアを競うアイデアソンの大会です。今年はSNSを利用したサイバー犯罪から若年層を守ることをテーマに開催されました。昨年の同大会で発表された防犯カルタのアイデアは実際に作成されて活用されています。本校生徒以外にも大学生や専門学校生、他高校の生徒が参加し、混合で8チームを編成してサイバー防犯の効果的なアイデアを考えて発表しました。優秀なチームには京都府警察サイバー対策本部副本部長サイバー企画課長の警視塩野亜由美様から表彰していただき、また立命館大学情報理工学部教授の上原哲太郎先生や京都女子大学現代社会学部教授の宮下健輔先生から講評をいただき、大変盛り上がる大会となりました。

情報科学科では情報に関する知識や技術に加え、セキュリティやモラルについても日々学習しています。これからも自分たちだけでなく周りの人たちの安心・安全を守れるような活動を続けていきます。

 

6月19日(水)に情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのVR研究チーム5名が本校にて特別講義を受講しました。講師は大阪工業大学情報科学部情報メディア学科からお越しいただいた教授の橋本渉先生と大阪工業大学4年生の前原宙様です。VR(バーチャルリアリティ)の基本の知識から研究の進め方、事例紹介などをご講義いただきました。大阪工業大学と本校は高大連携協定を結び、授業を通してご指導いただいたり、大学を訪問・見学させて頂いたりしています。2学期には研究室見学のため訪問させていただく予定です。これから自分たちの作りたいアプリケーションの完成を目指してがんばっていきます!

 

情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのWeb研究チームを選択した5名が京都コンピュータ学院の前納一希先生に指導していただき、ブラウザ上で動くアプリケーション(ゲーム)開発にチャレンジします。5月29日(水)に本校にお越しいただき、これからのゲームプログラミングの基本や今後の方針等の講義を受けました。これまで学んできたプログラミングとは違った新たな方向性の開発ですが、チーム全員で協力して完成を目指してがんばります!

 

情報科学科3年生「課題研究」の情報科学・ラボには6つの研究チームがあり、その中のシミュレーション研究を選択した2名が515日(水)にオンラインによるキックオフミーティングに参加しました。シミュレーション研究チームは、岩手県立大学ソフトウェア情報学部のニックス先生、児玉先生、市川先生から1年間指導を受け、同じ専門学科「情報科」の山形県立酒田光陵高等学校の3年生とも連携します。研究テーマは「Pythonでコンピュータシミュレーション」で、自然界のしくみや様々な問題に対する未知の解決案等をコンピュータによるシミュレーションにより模索します。現在は参考書を読み進めながらプログラミング言語のPythonの基礎を学んでいます。内容は高度ですが、これまでのプログラミング経験を生かして新しい研究分野に取り組んでいきます。

 

3月15日(金)に京都産業大学情報理工学部が主催する「デジタルものづくり体験ワークショップ」に情報科学科1、2年生9名が参加しました。京都産業大学のデジタル工房であるファブスペースを訪問して、情報理工学部の伊藤先生とスタッフの高見さんのご指導のもと、3Dプリンタで出力するためのCADソフトの実習をしたり、レーザーカッター等のデジタル工作機器の説明を受けたりと普段の授業とは違った学びを体験することができました。また現在情報理工学部1回生で昨年3月に本校情報科学科を卒業した川崎君も参加してくれて生徒たちと交流を深めることができました。今日の体験を活かして4月からの新学期に向けて頑張っていきたいと思います。

 

2月26日(木)に視聴覚室にてプログラミング競技会が行われました。参加校として、鳥取県立鳥取湖陵高等学校と山形県立酒田光陵高等学校が参加しました。全28チームがそれぞれ「重力四目並べ」のプログラムを作成し、競い合いました。

どのチームも独自のプログラムを組んでおり、白熱した試合に大きな盛り上がりを見せていました。結果は、京都すばる高等学校の「龍(どらごん)」が優勝し、2位に鳥取湖陵高校の「リーダーは赤文字」、3位にすばる高校の「waruto GAMEs」、4位に酒田光陵高等学校の「無課金プレーヤー」となりました。

他県との交流を踏まえ、更にプログラミングのスキルアップをしていくことを期待しています。

 

 2月8日(木)、情報科学科2年生が全員で校内情報セキュリティ競技会を行いました。

 これは、情報セキュリティ技術を競う大会であるCTF (Capture The Flag) の入門編で、班対抗で問題に隠されたFLAGを探し出すものです。

 どの班もメンバー同士協力し合って、情報セキュリティの問題に楽しくかつ真剣に取り組んでいました。難解な問題もありましたが、情報セキュリティについての日頃の学習成果を発揮する機会になりました。

 この競技会の準備から運営、問題解説まで、情報科学科の課題研究(サイバーセキュリティ・ラボ)を選択している3年生に行ってもらいました。この競技会を通じて3年生での課題研究で情報セキュリティの知識・技術を更に磨き、後輩に対して更によいセキュリティ競技会を実施してあげたいと、2年生も思うようになったようです。

 

1月19日(金)に情報科学科3年生による「課題研究」の発表会を行いました。情報科学・ラボ、サイバーセキュリティ・ラボ、情報メディア・ラボ、コミュニケーション・ラボが1年間の研究活動を発表しました。

 3年生の発表を聞くため、情報科学科の2年生も集まりました。3年生だけで無く2年生もいることで緊張している生徒も多々いました。3年間で学んできた知識や技術を生かした各自の研究の成果を一生懸命後輩に伝え、大きな盛り上がりをみせました!

 来年度はこれまでを超える発表を期待しています。

 

岩手県立大学ソフトウェア情報学部主催の最終発表会が1月17日(水)にオンラインにて開催されました。参加は現在研究に取り組んでいる情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのシミュレーション研究チームに所属する2名(1名欠席)と山形県立酒田光陵高等学校の1チームです。「課題研究」の授業内でZoomを使って発表しました。これまで新型コロナウイルス感染拡大防止策の効果的な組み合わせや有効性についてシミュレーションを行って検証してきました。その研究実績と成果を振り返り、経緯や手法、結果、考察等について報告して大学の先生方から講評と助言をいただきました。酒田光陵チームの異なる視点での発表も非常に参考になりました。1月19日(金)には情報科学科の課題研究最終発表会が校内で実施されます。3年間の集大成として発表します。

 

 11月29日(水)情報科学科3年生課題研究(コミュニケーション・ラボ(啓発活動))の8名が、「令和5年度京都府青少年健全育成功労団体知事表彰式」にて表彰されました。
 平成29年から任命を受けている「高校生サイバー防犯ボランティア」の活動を評価されての表彰となりました。
 これからも高校生ならではの意見を活かし、啓発授業を通してネットを安全安心に使える小学生が少しでも増えることを願って、活動を進めていきます。

 

11月10日(金)に情報科学科2年生が大阪工業大学情報科学部カレッジインターンシップに参加しました。午前は大学紹介や入試情報の説明があり、その後にグループに分かれて施設や研究室の案内をしてもらいました。AR(拡張現実)など普段体験することができないようなことを体験させていただきました。午後は情報科学部情報メディア学科准教授の水谷泰治先生の模擬授業「プログラミング体験~惑星運動シミュレータ~」を受講し、Javaプログラミングによるシミュレーションについて実習しました。さらに別の研究室の見学もさせていただき、AIやデータサイエンスを知るなどの貴重な経験をさせていただきました。もう間近に迫った進路選択に向けて考えるよい機会になりました。

 

10月28日(土)~29日(日)に第33回全国産業教育フェア福井大会が福井県産業会館で開催されました。このイベントは文部科学省や各都道府県の教育委員会等が主催するもので、毎年秋に全国の専門学科の高校が多数参加し、日頃の授業や取り組みについて発表や作品展示、各種コンテストを行っています。昨年の青森大会に続き、今年は京都すばる高校から商業科代表として京都すばるデパート取締役の2名と情報科代表として情報科学科の生徒実行部員7名が参加して、それぞれの学科のブースで展示を行いました。商業科では開発商品の紹介や京都すばるデパートのメタバースの実演を、情報科ではパズルゲーム「重力四目並べ」プログラムの作品展示を行いました。来場された一般のお客様に学科の説明をしたり、ゲームで遊んでもらったり貴重な体験をすることができました。来年は栃木大会が宇都宮市で開催される予定なので、さらにパワーアップした学科の取り組みをアピールしたいと思います。

 

情報科学科3年生の「課題研究」の授業では、各ラボ・班に分かれて自分達の興味がある分野の研究を進めています。春から続けている研究の成果をそれぞれポスターにまとめ、1021日(土)に行われた中学生対象体験学習会の一部で中学生の皆さんへ説明を行いました。中学生の皆さんは各自興味のあるポスターの前で、自分たちの説明を聞き、成果物のデモンストレーションや体験にも興味を示してくれました。このような相手に理解してもらえるよううまく説明をすることは、私たちにとっても良い経験になりました。1118日(土)の販売学習「京都すばるデパート」の際にも「ポスターセッション」の発表を中学生に向けて行う予定です。今回の「ポスターセッション」に受験などの理由で参加できなかった人にも、情報科学科の学びの魅力を再発見し、伝える経験をしてほしいと思います。

 

岩手県立大学ソフトウェア情報学部主催の第1回中間報告会が10月25日(水)にオンラインにて開催されました。参加は現在研究に取り組んでいる情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのシミュレーション研究チームに所属する2名と山形県立酒田光陵高等学校の1チームです。「課題研究」の授業内でZoomを使って参加しました。1学期と夏季集中実習での実績を踏まえ、これまでのシミュレーションを行ってきた経緯や方法、結果、考察等について報告して大学の先生方から助言をいただきました。12月13日(水)には第2回中間報告会を予定しています。

 

情報科学科の課題研究サイバーセキュリティ・ラボのメンバー6名が、929()に三和化工株式会社(本社)へ企業見学に行きました。 三和化工株式会社は、発泡技術のパイオニアとして新技術開発・新製品開発・新用途開発を日々追及し、世界に貢献されている企業です。製品である発泡体「京フォーム」は、新幹線・自動車・エアコン・コンピュータ をはじめ多くの分野に活用されています。

管理本部情報システムチームにおけるシステム開発・保守、ITサポート、インフラ整備については、この春入社された本校卒業生から説明していただき、その立派な活躍ぶりに感動しました。先進的な取組とともに根幹経営の元となる「人づくり」にも取り組んでおられ大変感銘を受けました。今回の経験を将来の進路実現に向けて、いかしていきたいと思います。

 

見学させていただいたコンピュータ製作時の動画(三和化工株式会社YouTubeチャンネル)

(520) Over $10,000 PC Build - Ryzen3990X + RTX3090 - YouTube

 

三和化工株式会社のホームページ

三和化工株式会社 (sanwa-chemi.co.jp)

 

9月22日(金)に情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボのWeb研究チーム6名が本校にて京都コンピュータ学院の前納一希先生の講義を受講しました。1学期の5月からスタートした講義もこの日が4回目です。普段はSlackというビジネスチャットツールを利用して前納先生と質疑応答を行っていて、対面の講義にて各自の進捗や課題等を確認しました。アプリ開発は自分の時間をどこまで確保できるかに依るところが大きいですが、進路対策がある3年生にとってはなかなか難しいところです。限られた時間の中でゴールを目指してがんばります。

 

9月20日(水)に大阪工業大学の枚方キャンパスを訪問し、情報科学部情報メディア学科の研究室を見学させていただきました。訪問したのは情報科学科3年生「課題研究」情報科学・ラボVR研究チームに所属する4名です。6月に講義に来ていただいた情報メディア学科の佐野睦夫先生の研究室や昨年お世話になった橋本渉先生の研究室など5つの研究室を見学しました。大学の先生方から研究について解説していただき、大学生や院生の方が開発されたXR(クロスリアリティ)に関する研究成果を体験させていただきました。高校で今自分たちが学んでいるその先には、計り知れない可能性が広がっているのだと実感することができました。現在取り組んでいる研究を完成させて、卒業後の進路に向けて準備を進めたいと思います。

 

9月12日(火)に情報科学科1年生が京都産業大学カレッジインターンシップに参加しました。午前は大学紹介や入試情報の説明があり、その後にグループに分かれて大学生の案内でキャンパスツアーを体験しました。広大なキャンパス内のさまざまな施設を紹介していただき、天文台や情報理工学部のファブスペースなども見学することができました。午後は情報理工学部教授の河合由紀子先生の模擬授業「Webサイトをプログラミングしてみよう!」を受講し、インターンシップの仕組みを学び、自分の手でホームページを作成して公開する方法について実習しました。まだ1年生ですが、情報科学科生として卒業後の進路選択を考えるよい機会となったと思います。

 

8月9日(水)にスーパーコンピューター「富岳」の見学ツアーに参加しました。このツアーは、現在情報科学科と高専連携している京都コンピュータ学院様の主催で企画され、情報科学科1・2年生の希望者39名が参加して、神戸にある理化学研究所計算科学研究センターにバスで訪問しました。現地では、スーパーコンピューターの開発経緯や性能、先代のスーパーコンピューター「京」との比較等に関する説明を受け、ガラス越しではありますが「富岳」本体を見学することができました。質疑応答の時間も取っていただき、自分たちの興味をさらに掘り下げることができました。今回は見学だけですが、いつかスーパーコンピューターを利用する側になって最先端の研究をしたいと感じる1日でした。

 

7月12日(水)に情報科学科1年生と2年生を対象とした京都産業大学情報理工学部の特別講義を本校視聴覚室とビジネスワーク実習室で開催しました。1年生の講師には教授の平井重行先生を、2年生の講師には教授の玉田春昭先生をお招きしました。平井先生には「未来を見据えた情報科学分野の学び」のテーマで、玉田先生には「大学での学びのために」をテーマにお話しいただきました。高校で学んでいる「情報」が、どのように始まりどこへ向かっていくのか、実社会とどのようにつながっているのか、学習と研究の違いはなにかなど、自分たちの現在の学びをさらに深めて、将来に視線を向けることのできる内容でした。将来のサイバーセキュリティ人材を目指して意欲を高めることができたと思います。

 
 
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