京都すばる高校では、本校での3年間は様々な学習の形や学習の機会を用意し、生徒のみなさんが互いに成長できるプログラムを準備しています。
他では決して経験できないすばらしい高校生活となるでしょう。
2月6日(火)5~7限目、情報科学科2年生が校内の情報セキュリティ競技会に臨みました。
これは、コンピュータセキュリティ技術を競う大会であるCTF (Capture The Flag) の入門編で、班対抗で問題に隠されたFLAGを探し出すものです。
情報セキュリティ企業(株式会社ラック)の技術者の方々を講師に迎えての競技会は熱戦が繰り広げられ、生徒達は、日頃の学習成果を発揮して、真剣に取り組んでいました。
今年も昨年同様、終盤で順位が入れ替わる白熱の展開でした。
また、対戦終了後には、問題解説を熱心に聞き入り、質問も相次ぎました。
この取組みの成果を、情報セキュリティ意識や技能の向上につなげていきたいと思います。
1月19日(金)種智院大学において、情報科学科3年生が課題研究成果について発表しました。
文部科学省の調査官をはじめ、大学や京都府警、企業の方々などたくさんのお客様が参観に来られました。
SPH指定を受けて昨年よりも内容、範囲的に広く深くなった研究内容を、各ラボとも一生懸命説明しました。
一年間、それぞれが興味を持った分野で、仲間と協力して行った研究は、大変やり甲斐のあるものだったと思います。
取組に関しては高い評価を頂きましたが、発表に関しては、練習不足により、時間超過や内容不足、切替時間のロスなどの点が指摘されました。
来年は、この点を改善し、より素晴らしい発表になるようにしていきたいと思います。
~課題研究(コミュニケーション研究)~
1月10日(水)、京都市立竹田小学校において、情報科学科3年生8名が、「ネットのこと、一緒に考えようねっと」をテーマに出前授業を行してきました。
昨年11月の向島二ノ丸小学校に続いて2校目です。
寸劇やトークで、小学生と高校生が、ネットを安心安全に使う意識を共有しました。
寸劇は前回参観して頂いていたネット安心アドバイザーの方々の助言を得て改善し、トークでは質問コーナーを設け、授業内容をレベルアップさせました。
次回1月17日(水)の今年度最後の出前授業も、今までやってきた経験を活かして頑張ります。
世界共通の情報技術を学習する情報科学科では、グローバルな視点を持ち、英語を適切に活用できる力を持った人材育成のために、台湾への国際研修を計画しました。
12月25日(月)~27日(水)の3日間、SPH実行委員及び事前にweb会議で交流を深めたメンバー8名で台北市立士林高級商業職業学校との交流及び、パソコンメーカーGIGABYTEでの半導体製造見学に行ってきました。
訪問した士林高級商業職業学校では、熱烈な歓迎を受け、一緒に重力四目並べの対戦を行い、プログラミングの授業を受講し、放課後は市内や夜市の散策に行きました。
GIGABYTE本社では、日本では見られないほど、間近で、半導体の製造工程を見学し、大変興味を惹かれました。
「百聞は一見に如かず」を体感した濃厚な3日間でした。
12月16日(土)、情報科学科2・3年生32名が立命館大学情報理工学部・京都女子大学現代社会学部主催、京都府警察本部サイバー犯罪対策課協力の『電脳犯罪対策探究会』に参加してきました。
大学生と高校生が1つのチームを組み、全10チームでサイバー犯罪防止のためのアイディアを発案・発表するイベントで、参加した生徒は大学生たちと積極的に交流し一生懸命アイディアを出し合っていました。
セキュリティの新たなアイディアを提案するチームやサイバー犯罪を学ぶゲームを提案するチーム、日めくりカレンダーやアニメ・劇でサイバー犯罪の恐ろしさを訴えるチームなど様々なアイディアを出してくれました。
また、大学生や協賛企業の方々と交流することで、普段の授業では味わえない体験をすることができました。今回のイベントをきっかけに今後の学習にも力を入れてくれることを期待します!
12月17日(日)、情報科学科3年生の課題研究(コミュニケーション研究 啓発活動班)8名が、総務省主催のインターネット安心・安全に関する 動画フェスタin近畿に応募し、「友達よりもスマホですか」で審査員特別賞を受賞しました。
撮影や編集にとても時間がかかり、大変でしたが、努力が認められ嬉しいです。
表彰式の後のトークセッションでも、すばる高生としてはっきり意見を述べ、場を盛り上げました。
こちらで受賞作品の動画を見ることができます。ぜひご覧ください。