平成26年7月29日(火)、1年生42名を対象に、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターと京都大学生態学研究センターにてサイエンスフィールドワークを行いました。
サイエンスフィールドワーク 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一主任研究員と井上栄壮主任研究員からご講義を受けました。佐藤先生は川や湖が汚れる原因とその解決策について、井上先生は琵琶湖の底にすむ生物を調べることで何が分かるのかについて、それぞれご講義いただきました。日常生活に関係する内容で生徒の関心も高く、皆熱心に聴講していました。講義後には2班に分かれて実験施設を見学させていただき、琵琶湖で見られる不思議なゼラチン物体や実際に利用する測器を見せていただき、生徒も興味深く説明を聴いていました。
サイエンスフィールドワーク 京都大学生態学研究センター
京都大学生態学研究センターを訪問し、大串隆之教授と大園享司准教授のご講義を受けました。大串教授のご講義では、生物が何千万種も地球上に存在できる理由について考え、生態系内の間接効果が重要な役割を果たしていることを説明していただきました。また、大園准教授のご講義では、身近な菌類の話から菌類を研究する意義まで、生徒と議論しながらその重要性を考えていきました。ともに高校生には新鮮な内容で、皆真剣にメモを取っていました。後半は2班に分かれ、大学院生や研究員の方に実験設備の説明をしていただきました。

