SAGANO BLOG
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2022/08/10new

業務休止日

Tweet ThisSend to Facebook | by 京都府立嵯峨野高等学校サイト管理者

810)~16(火)は業務休止日です。

日頃、時間と人に追われる教職員も、この時期は

家族とともに過ごす        

地域社会に参画する

ふるさとに帰る 大切な時期です。

この国の伝統文化を継承するため、
この国の近代の歴史を伝えるためにも
様々な
世代の方々との交流の時季でもあります。


08:05 | 日々の様子
2022/08/09new

令和4年度SSH生徒研究発表会

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 83-4日、表題発表会に、京都こすもす科専修コース校有林調査ラボ所属の3年生2名が参加しました。全国からSSH指定校220校が集いました。

 

 本校の発表タイトルは、「“森林の多様性”を考える ~現地調査に基づいた植樹種の選定~」です。調査地点は、本校が所有する校有林です。

生徒の目的は、研究成果を発表することは勿論、フィールドサイエンスの難しさや「森林」「土壌」の大切さを伝えることです。

 

 参考図書や調査道具を並べたブースを作りました。ポスターのデザインは、土壌断面をイメージしました。質疑応答は、地球温暖化のような大きなテーマから、測定機器の使い方まで多岐にわたりました。また、参加生徒と同じようにフィールドサイエンスを経験した他のSSH指定校の生徒と調査やサンプリングの苦労話を共有する姿が印象的でした。

 

 時間の許す限り、他のSSH指定校の発表に参加し、質疑応答を行いました。

 生徒は大会に参加し、伝えることの難しさを知るとともに、研究の楽しさを再認識したようでした。


09:10 | SSH
2022/08/09new

サマーセミナー「地理地学巡検」

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7月28日、表題サマーセミナーが実施され、1-2年生28名が参加しました。

コースは、丹後半島一周(天橋立・伊根・屏風岩・琴引浜・郷村断層)です。


 巡検の楽しみのひとつは、車窓からの景色を見ながら解説を聞くことです。 
 

 天橋立に到着し、運よく小天橋(廻旋橋)が廻るタイミングに出くわしました。廻旋橋とは、船舶通過時に90°回転する橋です。天橋立では、環境省名水百選「磯清水」や植生について学びました。 
  
 伊根が地元である参加生徒が中学生の時の経験を語ってくれました。現地で「生きた経験」を聞けることは、巡検の醍醐味のひとつです。  
 
 琴引浜では、グリーンタフや生痕化石など貴重な大地や生物の過去の活動を観察しました。参加生徒は、巡検の雰囲気にも慣れ、担当教員に質問できるようになり、多くの質問が出ていました。

 琴引浜で、参加生徒全員で記念撮影を撮りました。

 郷村断層(小池地区)では、地表地震断層を観察しました。

 

 天候はよいものの、酷暑にもかかわらず、生徒は一日元気に活動することができました。

参加生徒のレポートからは、実際に現場に足を運び、「地理」や「地学」の教科書に出てくる地形や岩石などを観察することの大切さを実感している様子が伺えました。


08:49 | SSH
2022/08/08new

「声」を作る

Tweet ThisSend to Facebook | by 京都府立嵯峨野高等学校サイト管理者
卒業生からのメッセージ
今回はグローバルな分野で活躍されている先輩、またそのような社会貢献を目指しておられる先輩からのメッセージを連続で掲載します。
お二人にはグローバルな経験・視点からのメッセージを依頼しました。2022年最大の社会問題は、やはりウクライナ情勢でしょう。くしくも、お二人ともこのテーマについて触れられています。いろんな世代の方と交流する機会が増えるこの時期、在校生の皆さんもいろいろ考え、学びの幅を広げるためにも、じっくり読んで考えてみてください。

今日は、まずお一人目、高校在学中から視野が広く、
直面する問題に対しては傍観せず、”自分ごと”として考えることができていた先輩です。クラス内の人間関係から国際問題まで常によく周りが見えていました。定期テストの論述問題の的を射た解答も印象的です。
今回の件を依頼した時もアメリカへの短期出張中で、帰国後すぐに記述してくださいました。選挙権を得る年齢に達した3年生に特に読んで欲しい文章になっています。


 
こんにちは 2003年京都こすもす科人文芸術系統※卒業生の大竹伸平と申します。京都大学、同大学院を卒業後、外務省に入省し、現在は、中長期的な外交政策の企画立案を担当する部署で働いています。



※当時は自然科学系統と国際文化系統さらに人文芸術系統の3系統が設置され、その後の学科改編を経て、現在は人間科学系統となっています。

 私が高校2年生だった2001年9月に米国で同時多発テロ事件が発生しました。当時はその背景・影響を十分に理解できていたとは言いがたいですが、テロ組織が国家、それも米国という超大国にとっての直接の脅威となったという点で国際社会に1つの変化をもたらす事件でした。私も、同世代の多くと同様に、この事件をきっかけに国際関係に関心を持ち、大学では国際法を専攻し、今の職業へと至っています。

 現在、国際社会は当時以上に大きな変化の時期に入っています。今年の2月に始まったロシアによるウクライナ侵略については、皆さんも報道等で御存じかと思います。侵略を目的とする戦争、武力の行使は、(世界史の授業でお馴染みのとおり)1928年のパリ不戦条約を経て、第二次世界大戦の教訓を踏まえつつ、1945年の国連憲章において明確に禁じられています。今回のロシアの行為は、このように国際社会が過去1世紀にわたり守り育ててきた国際秩序への挑戦であり、これに対して国際社会がいかに行動するかが、今後数十年の世界のあり方を決めると言っても過言ではないでしょう。

  高校生活では、日々の勉強を始め、学ぶべきことが山積みかと思います。それは同時に、成人、社会の一員となるために必要な知識が揃いつつあるということでもあります。もちろん、外交や国際関係を今後深く学ぶかは皆さんの関心次第ですし、ましてそれを将来の職業にまでつなげたい方は少数かと思います。しかし、この歴史の転換期の先を生きる皆さんにこそ、この先の世界、国際秩序がどうあるべきかを、我が事として考えてもらわなければなりません。

 ウクライナ情勢、あるいは日本を取り巻く地域の安全についても、現在の国際社会が全てに上手く対処できているわけではありません。国際社会は弱肉強食の世界だと、不安に思われる方も多いでしょう。しかし、力の強い国が弱い国を力尽くで従わせる世界が、人々に平和と繁栄をもたらさないことを、私たちは歴史を通じて学んでいます。そして、それ故に国際社会は、ルールに基づく国際秩序を、努力と対話と合意によって築き上げてきました。

 どの国にも一方的なルール違反を許さない、この秩序が十分な力を持つには、それが多くの国に支えられ、そして、それぞれの国が秩序を守る強い意志を持つことが必要です。前者について、外務省では、ルールに基づく秩序を共に支える仲間を増やすべく、国連や有志国グループ、あるいは二国間での議論を日々重ねています。一方で、後者、「国」の意思とは、民主主義国家においては、国民一人ひとりの意思に他なりません。ロシアのウクライナ侵略に対して、日本は当初から強い非難の意思を示し、ウクライナの人々への支援を続けています。この政府の対応も、日本国民からの強い支持があってこそ可能になっています。

 
 皆さんはもとより日本国民ですが、18歳になり選挙権を得た方から、日本という国の意思決定に直接参加することになります(外国籍の方は、それぞれの国との関係に置き換えてください。)。アジアにおいて最初に民主主義や人権の擁護を進め、平和国家として世界の平和と繁栄に貢献してきた日本という「国」の声には、皆さんが思う以上に世界が注目しています。皆さんは、世界が100年に一度の困難を抱える時期に、この「声」を作る立場に立ち、または立とうとしています。世界の出来事を自分自身のこととして捉えるのは中々難しくはありますが、忙しい学校生活の合間に、少し立ち止まって、日本が、世界が取り組むべき課題について考えてみてください。考えるための材料が必要であれば、きっと先生方も協力してくれるはずです。

(よろしければ、外務省が作成している外交青書(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/index.html)も御参考下さい。)

  皆さんの高校生活が、世界に視野を広げ、そのあるべき姿について考えを深める時間となることを期待しています。


(本稿で述べられた見解は著者個人のものであり、所属する組織のものではありません。)


10:45 | 卒業生より
2022/08/05

サマーセミナー「京大防災研 宇治川オープンラボラトリー」

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 82日、表題のサマーセミナーが実施され、12年生35名が参加しました。
 
 宇治川オープンラボラトリーは、京都大学防災研究所のなかでも、主として水と土に関する災害の防止・軽減を目的とした研究を行っている「流域災害研究センター」の実験施設です。国内ではここだけにしかない実験施設も多く、共同利用研究施設として、京都大学の研究者のみならず、国内外の様々な研究者がここで実験を行っています。
 実験施設見学では、「雨水流出実験装置」、「流水階段実験装置」、「浸水体験実験装置」の3つの実験施設について、見学及び体験学習に取り組みました。

 「雨水流出実験装置」は滋賀県にある実際の地域の地形模型上に雨を降らせることにより、雨水がどのように流れていくかを調べる装置で、最大300mm/h に相当する雨を降らせることができるとのことです。今回は200mm/hに相当する量の雨を降らせ、雨水の流れる状況を観察しました。
 

 「
流水階段実験装置」は、大量の降雨が階段を通って地下に流れ込む際の状況を再現するための施設です。水かさは低くても、階段を落ちてきた水のもつエネルギーは予想以上に大きく、避難することが難しくなります。生徒は実際に階段を登り、その危険性を体感しました。
 

 「
浸水体験実験装置」は、舘屋や車などが浸水した場合、脱出することが困難となる状況を再現する装置です。浸水した場合にドアにかかる水圧は非常に大きくなり、水深が深くなるほどドアを開けることが困難になります。意外なことですが、車の場合は、スライドドアの方が水圧の影響を大きく受けるそうです。今回は家屋外部が浸水した状態を再現した装置で、水深203040cmにおいてドアを開けるために非常に大きな力が必要になることを体験しました(40cmであけることができたのは35名中1名だけでした)。
 
 また、見学待機時間には、京大防災研の成り立ちや概要、および国内の近年の水害に関する報道映像などを編集した動画を視聴しました。今回見学・体験した装置による再現実験が多数使用されており、研究施設の重要性をより実感することができました。



12:33
2022/08/05

数学活用ラボの紹介① 昨年度の探究テーマ

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普通科・京都こすもす科共修コースの探究学習「アカデミックラボ」では、自身の興味や関心に応じて所属するラボを選択することができます。

その中でも「数学活用ラボ」では、身の回りのことを数学的な視点から捉え、解決策を考えます。
 

2年生が1年間かけて,

数学は社会のどのような場面で役に立つのだろう

という問いに向かい合います。

 

数学活用ラボの昨年度の探究テーマは次の6つでした。

・郵便ポストの巡回方法―重み付きグラフのコスト最小化問題―

・確率からポーカーのより良い戦い方を考える

・雨に濡れない傘の大きさの考察

・信号の有無,場所で交通量はどのような変化をするのか

・エスカレーターで片側に立ち,もう片側を歩く人のために空けるのは効率がよいのか

・身近な数理曲線に紋様の規則性は見出せるか

 

このうちの1つについてご紹介します。

テーマ「身近な数理曲線に紋様の規則性は見出せるか」

模様(ウォールペーパー・パターン)は17種の対称性に分類できることがわかっています。

高校で学ぶ曲線(三角関数)を四則演算で組み合わせてできあがる模様の規則・周期性を研究しています。
 
 
 

使用しているPCソフトはフリーのもので誰でも簡単に模様を描くことができます。中学生のみなさんにもぜひオリジナルな模様を描いてみてほしいと思います。
その先にある“なぜ?”が研究の出発点です。

先日の学校説明会では、研究発表資料の掲示ポスターに中学生のみなさんの視線が集まりました。

 

次回は、ラボの時間中の取り組みの様子をご紹介します。


09:46 | SSH
2022/08/05

サマーセミナー(芸術)

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8月4日に京都市立芸術大学にて芸術科のサマーセミナーを実施しました。
このサマーセミナーには、嵯峨野高校生のほかに、府立福知山高校、立命館宇治高校、立命館守山高校の生徒も参加し、制作や意見交流を行いました。

今回は、「素材から思考する」というテーマで、工芸科陶磁器専攻の森野彰人教授らによる授業を受けました。

午前中は、「素材とは?」というレクチャーと制作ワークショップを行いました。
講義では、陶磁器の粘土がどのような場所で、どのような状態で採集されるのか、それをどのように精製するのか、また、私たち人類がどのように素材と関わり、文明や文化を発展させてきたのか、そして現代では、陶磁器は器だけでなく、化粧品やスマートフォンの部品、白紙にも陶磁器の原料が使われていることを話されました。


素材についてレクチャーを受けた後は、「水をいれる」をテーマに与えられた粘土で制作するという課題です。

 
「水をいれる」といってもただ単に「器物」を作るだけでは素材を思考することになりません。どのように使うのか、どこの水を入れるのか、与えられた土を触り、手を動かし、思考しながら制作します。
40分ほどの制作の後はグループで意見交流です。作者以外の生徒が、作品の良いところやどのような意図で制作したのかを考え、発言します。最後に作者が制作意図や工夫点を述べ、答え合わせをする鑑賞方法を取りました。
初対面の生徒たちでしたが、活発な交流ができました。


午後からは、「木」「石」「粘土」を与えられ、何かに使う道具を制作する課題です。
 
それぞれの素材の良さや特徴をどのように扱いながら、「道具」にしていくかを思考しながら制作します。
長い木の使用方法は色々とアイディアが生まれますが、石が難しかったようです。
     
完成した作品です。
それぞれの素材と道具について思考できおり、午前の作品よりも発展したのがわかります。
 
最後の意見交流会でも、活発な意見交流ができました。
自分以外の人のアイディアに触れることで、視野が広がります。

今回の講義では、文明や文化がどのように発展させてきたのかということを疑似体験できるものでした。
この経験をきっかけに参加者には今後、素材やものづくりにより興味をもって学んでほしいと思います。
08:50 | 学校行事
2022/08/04

【サマーセミナー「原子核の世界~阪大核物理研究センター」】

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 8月1日、表題のセミナーが実施され、1・2年生計35名が参加しました。
 午前中は大阪大学の川畑貴裕教授に嵯峨野高校までお越しいただき、原子核についての御講義をいただきました。原子核の基礎・核エネルギー・そして宇宙のはじまりから如何にして「重い」原子核が生まれたかについて、非常に高度な内容をわかりやすくお話ししていただきました。

 川畑先生御講義 @嵯峨野高校

 昼食後、大型バスに川畑先生も同乗して大阪大学核物理研究センターへ移動しました。
 到着後、卓姸秀教授から大阪大学の成り立ちと概要についてご説明いただいたあと、核物理研究センターの保坂淳教授から、物理学とは何か・小さな原子核を研究するためになぜ大きな装置「加速器」が必要なのか御講義いただきました。

 保坂先生御講義 @阪大核物理研究センター


 福田先生御講義 @阪大核物理研究センター

 いよいよ加速器の見学です。まず核物理研究センターの福田光宏教授から加速器の概要や、加速器が原子核の研究だけでなく、現在ガン治療薬の原料として注目されている原子核 211At(アスタチン211)の
生成にも用いられてアルファ線治療薬の製造に役立てられていることなど、医療の世界でも大きな役割を果たしていることを御講義いただきました。
 その後、福田先生と川畑先生に説明を御講義いただきながら加速器を見学しました。
核物理研究センターは、国内のサイクロトロン加速器施設のなかで2番目に大きな施設であり、生徒はそのスケールに圧倒されていました。

  
  
  




12:00
2022/08/03

華道部の活動について

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小原流 学生いけばな競技会近畿地区大会

準優秀賞


準優秀賞


花と向き合い、お稽古に励んでいきます。
これからも、頑張ります!

12:47 | 部活動
2022/08/03

国語サマーセミナー 

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7月28日に国語サマーセミナーを行いました。
会場は、宇治市源氏物語ミュージアムです。
まずは館長の家塚様のお話を聞いてから、ミュージアムの見学をしました。




あらすじをたどります。



そして、『源氏物語』の世界を実際に体験しました。


こちらは、垣間見(かいまみ)が体験できます。

暗い外からは部屋の中が見えるのに、明るい部屋の中からは外の様子が見えません。これを利用して、男君は、家の中にいる女君を垣間見るのです。



二人の女君を見ている光源氏の様子です。


女君からは見えません。


そして、宇治十帖の世界へ






源氏香の体験コーナー

香道の世界で、源氏物語を主題として数種類の香木をかぎ、香りの異同を判じる「組香」と呼ばれる競技形式の鑑賞方法があります。「源氏香」は代表的な組香のひとつです。

『源氏物語』に出てくる香り

仏前で香をたいて清浄な空間にととのえたり、衣に香りをたきしめたりしました。
植物性の香料や、動物性の香料が展示されていました。




そして、特別講義です。
京都先端科学大学人文学部 山本淳子教授です。
平安文学の第一人者です。
「はじめての源氏物語」というテーマで、講義をしていただきました。




『源氏物語』はどのような世界から生まれたのか。
絵画作品から、平安時代の暮らしや生活について学びました。
そして、『源氏物語』までの作品は男性の作者であったが、『源氏物語』は女性である紫式部が自発的に、自分の苦悩(家族や親友、伴侶の死)と向き合うために創作されたものだと学びました。
主人公の光源氏をはじめ、登場人物すべてが苦悩を背負っています。
現代に生きる私たちも、たくさんの苦悩の中にいます。
だからこそ、時空や世界を超えて愛される作品になった、というお話をうかがいました。
これから『源氏物語』や古典文学を読む上で、生かしていくことができる貴重な講義でした。
『源氏物語』の最後の十帖の舞台となった宇治で、有意義な体験をすることができました。

11:13 | 学校行事
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