2018/10/03
東舞トークタイム
10月2日(火)、本校若手教員が放課後に、生徒対象のパネルディスカッション「Tomai Talk Time」を開催しました。
普段の学校生活では、なかなか話す機会のない先生もたくさんいます。授業や部活動で関わることはあっても、じっくり話を聞くチャンスが少ない・・・。いきなり話しかける勇気がない・・・。そんな人も多いのではないでしょうか。そんな生徒たちのために、先生からいろいろな話を聞いたり、生徒と先生が一緒に話をしたりできる場として企画されました。
今回は「人と違う生き方をするのはしんどい?」というテーマで行われました。
パネリストは、元システムエンジニア・僧侶の松嶋先生(理科)、元青年海外協力隊隊員の吉積先生(英語)、元大学職員・バックパッカーの川上先生(美術)の3人。学校とは異なる世界の経験を持つ先生が集まりました。
先生たちが語る「生き方」についてのお話は、普段の授業や補講ではなかなか聞くことができないものばかり。会場は笑い声に包まれるリラックスした雰囲気で、生徒たちは貴重なお話にじっくりと耳を傾けていました。
先生も「生徒ともっと話したい」という思いは同じ。こうして交流する機会を持てたことをうれしく思っています。
東高には、おもしろい先生がたくさんいます。「Tomai Talk Time」はこれからも毎月1回開かれる予定です。次回をお楽しみに!
2018/10/02
ニワトリ解剖実習
3年生数理科学コース「生物」の授業で、今回、ドッグフードで販売されているニワトリの頭部を使った解剖実習を行いました。
シャーレに置かれた頭部をスケッチしていきます。
ピンセットで皮をとり、頭蓋骨がいくつあるか数えます。
トサカには骨がないみたい・・・。
骨を取り去ると、脳が出てきました。先生にも手伝ってもらいながら、視神経を探して観察していました。
少し怖がっている生徒もいましたが、解剖が進むうちに慣れてきて、集中した様子でピンセットを動かしていました。
この授業で生徒たちは、生命の不思議さを実感していました。
2018/10/01
王希奇氏講演
「ICOM舞鶴ミーティング2018」関連講演として、中国で御活躍されている画家・王希奇氏をお招きし、2年生国際文化コースの生徒を対象に特別授業を行いました。
現在、舞鶴引揚記念館において特別展示「王希奇展ー一九四六ー」が開催されています。展示されている絵画「一九四六」は引揚者を描いたもので、横20mの迫力ある作品です。
なぜこの絵画の制作を決意されたのか、そして制作のきっかけとなった1枚の少年の写真について語ってくださいました。
生徒は熱心にメモをとりながら、お話に耳を傾けていました。
最後に「戦争というものは勝つことはありえません。あらゆる戦争の被害者に子どもや親がいます。平和を守るために、一緒に頑張っていきましょう。」と生徒にメッセージをくださいました。
生徒を代表して富田さんがお礼の言葉を述べました。
「平和のために自分たちにできることを考えていきたいと思います。」
絵を通して歴史を伝えている画家の方から直接お話を聞くことができた貴重な機会でした。
国際文化コースは12月の研修旅行で台湾を訪れます。また、これからもたくさんの異文化交流の機会があります。今回の講演から感じ取ったことを活かして、地元・舞鶴の歴史を伝えていってほしいと思います。
2018/10/01
海自カレー いただきます!
9月28日(金)、3年生1組の「美術Ⅲ」の授業で海上自衛隊を訪問しました。
この授業では「社会と自分 社会と美術」をテーマに様々な取組を行っています。今回、舞鶴を象徴する文様をデザインし、そのデザインを施したランチョンマットとカレー皿を制作しました。この日は、そのテーブルセットで実際にカレーをいただきます。
生徒たちはまず海上自衛隊第23航空隊基地を見学し、航空機を間近で見ながら説明を受けました。
次に食堂へ移動し、調理隊員の方と舞鶴商工会議所の方よりお話を伺いました。
海上自衛隊では、現在でも毎週金曜日のお昼にカレーライスが食べられています。その歴史や、なぜカレーが食べられるようになったのかについて、そして長い艦上生活の様子など、貴重なお話をたくさん聞くことができました。
海上自衛隊の習慣にちなみ、カレーによる地域活性化を目指して行われている「金曜日はカレーの日」プロジェクトについても教えていただきました。
さあ、いよいよ実食です!実際に自衛隊員の方々が食べているカレーをいただきました。
自分たちが作ったランチョンマットとカレー皿で食べるカレーは、特別な味だったことでしょう。
きれいに完食です!ごちそうさまでした。
この授業を通して、地元への理解が深まるとともに、生活の中での美術の役割について考えることができたのではないでしょうか。
10月4日は3年2・3組の美術選択者が海上自衛隊を訪問する予定です。
2018/09/28
人権講演会
9月28日(金)、3年生を対象に人権講演会を実施しました。
木津川市教育委員会より丸田光昭氏に来校いただき、「私の生き方と同和問題」という演題で御講演いただきました。
丸田さんは、子ども時代の辛かった思い出、結婚、親としての苦悩や喜びなど、わかりやすい言葉で語りかけるように話してくださり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
生徒一人ひとりが今回の講演で学んだことをしっかりと考え、自分と人の生き方を大切にしてほしいと思います。
2018/09/26
新聞読み方講座
9月26日(水)、1年生の発展コース、2年生の人文科学コース・数理科学コースの生徒を対象に、今年度2回目の「新聞読み方講座」を実施しました。
7月の講座に引き続いて、朝日新聞社・大阪本社販売局流通開発部の飯塚智康氏より、これからの時代に必要な「読む・書く・伝える力」を身につけるための新聞の読み方を教えていただきました。
まず今日の朝日新聞朝刊に目を通し、おもしろそうな記事がないか探します。
今回は投書欄「声」の「どう思いますか」を読んで、論点・意見・理由を考えて生徒同士で話し合うワークショップを行いました。
テーマは「長期休みの宿題について」。宿題を出してほしくないという主張に対して、様々な意見が掲載されています。生徒たちはグループでそれぞれの意見をまとめ、発表していました。
この後の授業で、生徒たちが投書欄「声」に投書します。今回の講座で、いい文章とは何か、そして伝わる文章を書くポイントを学んできました。それを活かし、自分にしか書けない文章で伝えたいことを表現してほしいと思います。
2018/09/26
乳幼児親子とのふれあい交流授業
9月26日(水)・28日(金)の2日間、1年生「家庭基礎」の授業で「乳幼児親子とのふれあい交流授業」が行われています。子育てのすばらしさや子どもを産み育てることの意義について考えさせることを目的として、毎年実施しています。
1年生4クラスが、乳幼児やお母さんたちと交流します。また、保健師・助産師とお母さんとのパネルディスカッションを行います。本日は1日目の様子をお伝えします。
授業は2クラス合同で、パネルディスカッションと交流を1時間ずつ交代して実施しました。
こちらでは保健師、助産師、お母さん、養護教諭の橋本先生で、パネルディスカッションを行っています。
お産の大変さや、高校生の時期から注意することを学びました。また、命名の由来や、育児でサポートしてもらいうれしかったことなど、貴重なお話を聞くことができました。
こちらは乳幼児とお母さんたちとのふれあい交流が行われています。生徒たちはグループに分かれて、さまざまな交流や体験をしました。
親子ふれあいコーナーでは、生徒たちがお母さんたちに質問したり、妊娠中の胎児のエコー写真や母子手帳などを見せていただいたりして交流していました。
最初は緊張していたようですが、時間が経つにつれて笑顔になり、やさしく話しかけたり、抱っこさせてもらったりしていました。
「一人っ子なのでこういう経験がなく、戸惑いましたが、実際に抱っこしてみると大人しくてかわいかったです。」
「赤ちゃんが泣いてしまうので緊張しました。安心させるのが難しかったです。子育ての大変さがわかりました。」
抱っこ体験のコーナーでは、赤ちゃん人形を使って抱っこのしかたを教えていただきました。
こちらの気持ちが赤ちゃんに伝わるので、やさしい気持ちで抱っこすることが大切です。
疑似妊婦体験、ベビーカーを押しながらの買い物体験もしました。
「子どもを抱っこしながらいろんなことをしなくてはいけなくて、大変でした。」
子どもをあやしながら買い物かごに商品を入れるのは難しく、生徒たちは苦労したようです。
普段あまり接することがない乳幼児とのふれあいは、生徒たちにとってとてもいい経験になったようです。育児の楽しさ、大変さなど、いろんなことを考える時間となりました。
ご協力いただきました、まいづる子育て基幹センター、中丹東保健所のスタッフの方々、そしてお母様方、乳幼児の皆さん、ありがとうございました。
2018/09/26