文化のちがいに気付いた国際交流 ~京都府名誉友好大使任命事業~

人権教育

 11月7日(金)に、京都府名誉友好大使事業として、中国出身の方にご来校いただきました。
 4時間目に、6年生と交流をしました。出身地である中国の四川省について、日本の国土より広いことやパンダの研究所があって100頭くらいいるということを、写真を見ながら教えていただきました。また、中国の人たちは甘いものが苦手ということや小学生に人気の遊びを一緒にするなど、食文化や生活習慣のちがいに、「へぇ~!」「え~!」と驚く6年生でした。その後、6年生から、南丹市の人気スポットや行事、おいしい食べ物などについて、英語で紹介しました。外国語の学習で学んだことを生かして、ジェスチャーも交えながら上手にプレゼンテーションすることができました。給食も6年生と一緒に食べてもらい、楽しい時間を過ごすことができました。
 5時間目は、全校で交流しました。自己紹介と四川省について、今度は、「どうして四川省の人は、辛いものが好きなのでしょう?」などのクイズも交えながら教えていただきました。その後、子どもたちからの質問コーナーの時間がありましたが、たくさんの質問が出ました。中国の文化に興味津々。
 次に、実際に来ておられた「漢服」という伝統衣装の紹介をしていただきました。日本の着物のように、時代ごとに少しずつ変化してきたこと、日本の着物とはちがって、簡単に着られるそうです。
 最後に、中国の古典舞踊を披露していただきました。(万博でも披露されたそうです)子どもたちは、息をのんで、じーっと見つめていました。伝統的で華やかな衣装と優雅な舞に魅了された子どもたちでした。講師の方も「楽しかったです!」と仰っていました。
 あっという間の時間でしたが、中国のことを知るよい機会となりました。「知る」ということは、より相手を身近に感じられるようになり、より相手を理解することにつながります。また、文化の違いに気付くことで、互いを理解し合うことにつながります。互いを知ることを通して、つながりが生まれ、温かい雰囲気に包まれた時間となりました。

タイトルとURLをコピーしました