網野学舎

 今年度も、全国商業高等学校協会の検定3種目以上の 1級合格者として3名の企画経営科3年生が表彰を受けました。受賞した彼らに、検定の勉強法や三年間で成長したところ、感謝の思いや後輩に対するメッセージなどをそれぞれ聞きました。

【五冠】 

安田 楓さん(3年3組・丹後中)
「私は卒業生である姉の影響で、ここで資格や検定をたくさん取って、将来は即戦力として活躍する社会人になりたいと思い、中学生の時に企画経営科への進学を決めました。
 検定の勉強法としては、私はとにかく過去問を繰り返し解きました。先生にも様々な形で支援や協力をしていただき、こうして数多くの一級に合格することができました。
 企画経営科三年間の様々な取組を通して、私の視野は広がり、考え方が柔軟になりました。また、コミュニケーションにおいては言語化する力が身についたと感じています。
 私は卒業後、大学の現代社会学部に進み、特にデータ社会学やメディアについて学びます。そして将来はIT関係の企業で企画マネジメントなどの仕事に就きたいです。
 私は母に大変感謝しています。毎日お弁当を作り、私の試験や勉強のために土日も学校に送ってくれました。合格を伝えた時、私よりも喜んでくれたことが特に印象深いです。
 私は中学生の皆さんには、勉強が苦手な人こそ企画経営科をお薦めします。新しい学びや新たな自分を発見できる機会がたくさんあるからです。ぜひ楽しく学んでください。」

清水琢磨さん(3年3組・網野中)
「私は元々 高校を卒業した後は就職をしたいと考えていました。そこで、将来に直接役立つ資格をたくさん取って社会の即戦力になりたいと思い、企画経営科を志望しました。
 検定における私の勉強法は、一度 過去問に挑戦した後、どこが自分の苦手な部分なのかを理解してから、その分野に戻って重点的に復習して苦手を克服していきました。
 この三年間で私は"忍耐力"がついたと思います。今やるべき勉強や成功させたい取組のために、時には遊びや自分の好きな趣味をセーブして目標に臨んだこともありました。
 高校卒業後は私の希望通り、地元金融機関への就職が決まりました。これまでここで磨いてきた簿記や情報処理などのスキルを発揮して、地元の発展に貢献していきたいです。
 私は、自分のやりたいことを自由にさせてくれた両親に第一に感謝しています。そして、いつも励まし合い、時には放課後に一緒に勉強した友達にも感謝の気持ちを伝えたいです。
 後輩の皆さん。できないと最初から諦めて挑戦しないのはもったいないです。失敗を恐れず、まずは"やってみること"です。どんなことにも前向きに挑戦していってください。」

【三冠】 

藤村愛人さん(3年3組・峰山中)
「中学時代に参加したオープンキャンパスでは網野学舎が一番楽しく、また、当時の先輩方の 前に出て話す姿がかっこいいと感じました。その姿に憧れて私は入学を決めました。
 私はこつこつ勉強することが苦手でしたので、予め要点を簡潔にまとめたものをためておき、前日に一気に覚えるようにしました。検定前は過去問を最低5回は解きました。
 私は元来 人見知りでしたが、プレゼンなどの取組でコミュニケーション力を磨き、今では初対面の方にもしっかりと話せるようになったところが成長したところだと思います。
 私は大学で音楽に関して学びます。これまで私が音楽に支えられてきたように、たとえ微力であったとしても、今度は私が音楽を通して人を支えられるようになりたいです。
 人一倍精神力が弱い私を、多くの人が傍で支えてくれました。そのおかげで、私はここまで成長することができました。親や友達、先生方、すべての人に本当に感謝しています。
 もし、『自分には誇れるものがない』と思っている人がいたとしても、企画経営科で学べば、自分の知らなかった"得意"が見つかるかもしれません。頑張ってください。」

...「苦手だ、できない、誇れるものがない」。たとえそう思っていたとしても、頑張り次第で人はこんなにも変われるということを、彼らは見事に実証してみせました。卒業生の皆さん、これからもそれぞれの道で大いに活躍していってください。応援しています。
              (取材・文 安達卓能)

 
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