網野学舎
10月17日(金)に網野学舎大体育館にて芸術鑑賞会が行われました。
演目は東京演劇集団風さんによる「ヘレン・ケラー ~ひびき合うものたち」で、久美浜学舎の生徒とともに鑑賞しました。
目が見えない、耳が聞こえないために家族とのコミュニケーションがとれずにいたヘレン・ケラーが、サリバン先生と出会い、言葉(指文字)を覚えていくまでの過程が描かれた内容です。
劇の終盤、ヘレンが手押しポンプで汲み上げられた水に触れる場面では、本物の水が登場し、生徒たちは舞台に釘付けになっていました。
生徒からは「ステージや道具まで全て手が込んでいて、演者の方々の動きや声にもその時その時の感情が込められていてとても感動しました。最後の家族みんなとヘレンが抱き合っている場面が特に感動しました。」、「セットがすごかった。井戸だったり階段だったりと演出を際立たせるようなセットで魅力を感じた。また、演者一人ひとりの演技が話の声の大きさや目線などの細かい部分までとてもすごかった。最後の最後まで見とれていた。」、「役者の皆様の演技力によって、劇の世界観に没入出来た2時間でした。特にヘレン・ケラー役の方の、目の見えない演技は、本当にヘレンケラーがそこにいるような感覚にさせていただきました。」といった感想が寄せられました。
また、開演前、終演後には生徒が舞台のセットを間近で見たり、衣装を試着したり、スタッフの皆さんと話をする機会もありました。
東京演劇集団風の皆さん、素敵な公演をありがとうございました。