網野学舎

 9月9日の文化祭2日目では、3年生が"ダンスパフォーマンス"を行いました。各クラスの学校祭実行委員の二名に、取組から本番までの様子を振り返ってもらいました。

【3年1組】
「私達はクラスの"対立から仲直りまで"をダンスで表現しました。今年の文化祭は、みんな『絶対に賞を獲るんだ』とか『祭りにするんだ』という、クラスの熱い思いとまとまりを、この3年間で一番感じることができました。卒業まで、クラスのみんなでこのままさらなる高みを目指していきたいです。」
「昨年度に続いて実行委員に手を挙げました。前回に比べて、しっかりと全体を見て計画を立てることができ、仲間と協力をする中で絆をさらに深めることができたと思います。本番はみんなで本当に楽しく踊ることができました。三年連続最優秀賞で終われたことは本当に良かったです。このままみんなで希望進路を目指して進んでいきます。」

【3年2組】
「今というこの瞬間を全力で楽しむことができました。初めての実行委員は難しいことばかりでしたが、本番が近づくにつれクラスが一丸となっていくのを感じました。終わった後のみんなの笑顔が本当にまぶしかったです。これから受験をする仲間もいるので、ここで得た絆や努力を生かして、みんなで乗り越えていきたいです。3年2組、大好きです!」
「本来はもっと楽しかったはずの令和をコロナ禍で過ごした私達の、悔しい思いも踊りに込めました。緊張しましたが、応援や歓声が私達の背中を押してくれ、最高に楽しく踊り切ることができました。最優秀賞には及びませんでしたが、賞以上のものを得ることができたと思います。卒業まで残り少ない時間を、みんなで"青春"していきたいです。」

【3年3組】
「私達はこれまで全校行事で優勝などの賞を頂いたことがなく、悔しい思いをしてきました。最後は絶対に勝つ、という熱い思いをダンステーマに据えました。私は委員として、練習がしやすい環境や雰囲気づくりに徹しました。終了後はみんな『とても楽しかった』と、私達に感謝の言葉をくれました。」
「ダンスには、これまでの3組の波乱万丈さを織り交ぜました。取組中は意見がぶつかってもめることもありましたが、みんなでしっかり話し合って解決していきました。本番は、私達3組が一番だ、と思うくらい会場は大盛り上がりでした。踊り終わった後の達成感はものすごかったです。この経験を体育祭にもつなげていきたいです。」

...これまで全3回にわたって各学年の学校祭実行委員にインタビューをしてきました。皆 一様に安堵感と達成感に満ち溢れた清々しい表情をしていました。この文化祭は彼らにとって、また一つ成長することができた最高の転機になったのではないでしょうか。
              (取材・文 安達卓能)

 
Copyright (C) 京都府立丹後緑風高等学校 All Rights Reserved.