網野学舎

 7月18日(金)に第1学期終業式を行いました。今回は熱中症予防のため、別会場から各ホームルームにリモート配信をして実施しました。
 後藤校長は式辞の中で、ノミの実験を通して"学習性無力感"とその克服について話をしました。自分の体の300倍以上跳ぶことができるノミは、コップをかぶせると天井に当たって落ちてしまい、それをくり返すうちに「これ以上跳んでも無理だ」と諦めるようになり(学習性無力感)、数日後にコップを外しても元のようには跳べなくなる。しかし、多くのノミの中に戻すと、「自分も跳べるかも」と思いこみ、やがて元の高さにまで跳べるようになる、という話でした。
 校長はこの話を通して、「人間は考え方が変わると、行動が変わる。習慣が変わる。そして生き方が変わります。「どうせ...」という諦めではなく、「どうすれば...」と挑戦する心を持ってこれからも頑張ってほしい。」と全校生徒に願い、式辞を結びました。
 続いて生徒会執行部による伝達表彰・壮行会が行われました。レスリング部、体操部、企画経営科の生徒が登壇し、たくさんの拍手が送られていました。

 
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