網野学舎
12月2日から5日の4日間、2年生が両学舎合同で沖縄へ修学旅行に行きました。実行委員長に旅行の思い出を振り返ってもらいました。
【修学旅行実行委員長】 Tさん(2年2組・男子)
「高校生活で一度しかない修学旅行を、『いい思い出になった』、『最高に楽しかった』とみんなに思ってもらえるようにしたいと思い、実行委員に立候補しました。
私は今回みんなの前で何度か挨拶をしました。結団式では、平和学習にあたって、場をわきまえた礼儀やふさわしい行動で臨もうとみんなに呼びかけました。
初日の平和学習ではひめゆりの塔や平和祈念公園を巡りました。普段の生活ではなかなか知ることができない戦争の悲惨さを目の当たりにし、千羽鶴を奉納するとともに、戦争のない平和な世界の実現を祈りました。
旅行中で特に印象に残ったのはマリン体験でした。沖縄の鮮やかな青い海でバナナボートに乗ったり、シーカヤックを体験したり、船底から沖縄固有の魚やきれいな珊瑚をたくさん見たりして、美しい自然を体いっぱい満喫しました。天候にも恵まれ、12月だというのに半袖シャツで充分なほど快適に過ごすことができました。
旅行はみんなで協力し合って最後まで楽しく行動することができました。私にとってはもちろん、みんなにとっても本当にいい思い出になったのではないでしょうか。
私は将来 スポーツに関わる仕事に就きたいと考えています。国や言語の違いを超えて世界中の人に大きな勇気や感動を与える、そんな"スポーツの力"で心と心をつなぎ、笑顔を広げていきたいと、今回の平和学習でさらに思いを強くすることができました。そのためにもしっかりと勉強して大学に進み、その実現に一歩でも近づいていきたいです。」
...2年生は沖縄で命の尊さ、文化の違い、自然の素晴らしさを学ぶ中で、たくさんの思い出を作ることができたと同時に"自分自身"を見つめ直すことができたのではないでしょうか。
(取材・文 安達卓能)