網野学舎

 10月19日に京都すばる高校で開催された全国高等学校ワープロ競技大会京都府予選において、団体競技の部で準優勝を勝ち取り、来年度行われる近畿地区高等学校ワープロ競技大会への出場権を獲得した本校企画経営科の4名にインタビューをしました。

団体競技の部 【準優勝】

【佳良賞】
Fさん(2年3組・峰山中)
「私は中学生の時に参加した体験学習会が楽しく、資格もたくさん取れると知り、企画経営科を選びました。このワープロ競技会には前回に続いての出場でした。今度は経験者として、大会に出場する仲間と協力し、互いの能力を高めあいながらみんなで大会に臨みました。本番の競技では全力を尽くすことができました。ミスはありましたが、自分とメンバーを最後まで信じました。団体で準優勝、そして私自身が佳良賞だと知ったときには仲間と喜び合いました。今回は自分の中でもたくさんの文字を打つことができたものの、ミスした分は減点されました。それを極力少なくするために、毎日少しの時間でもパソコンに向かって地道に練習を重ねていき、来年の近畿大会に臨んでいきたいです。」

Sさん(2年3組・網野中)
「私は将来進みたい進路が決まった時に役立つようにと、資格がたくさん取れる企画経営科に入学しました。今回 競技会のメンバーに選ばれたからには少しでも上を目指したいと思い、練習を重ねました。当日は大きな減点になる誤字がないように注意しながら競技に臨みました。採点中はミスした箇所に気づき少し不安になりました。結果発表では団体で準優勝となり、来年の近畿大会に出場できるとわかった時にはほっとしました。私は一度ミスをすると続けてミスをしてしまうところが課題点だと気付きました。早く打つことはもちろん、漢字変換をより早く、そして正確に選択してミスを減らし、次の近畿大会ではさらにいい得点が取れるようにこれからも頑張っていきます。」

【新人賞】
Mさん(1年3組・網野中)
「私は人前でプレゼンテーションをする能力を身につけたかったのと、資格や検定を取得して将来に役立てたいと思い企画経営科を選びました。今回競技会のメンバーに選んでいただいたからには頑張ろうと思い、毎日放課後に1~2時間練習をしました。競技本番はいい緊張感で臨むことができました。終了後にはミスを見つけてしまいましたが、それでもこれまでのベストに近い出来でした。団体では準優勝、個人では新人賞を取ることができ、驚きと嬉しさでいっぱいでした。私のタイピング技術はまだまだ未熟だと感じています。まずはゆっくりでもすべての指を使って正確に打つ方法をマスターし、さらにそこからより早く打つ練習をして、来年の近畿大会に臨みたいです。」

Tさん(1年3組・網野中)
「私は昔からパソコンが好きで、それを生かしたいと思い丹後緑風高校企画経営科を選びました。授業でタイピングに取り組む姿を先生に認められ、競技会のメンバーに選ばれました。選ばれてからは放課後に学校で、また家でも練習をしました。本番の実技では緊張して、はじめの書式設定でミスをしてしまい、打っている途中でもう一度設定をし直したり、また正確さを重視しすぎた関係で、思ったほどの文字数は打てませんでした。しかし団体で準優勝だと聞いて、驚いたと同時にとても嬉しかったです。設定ミスや慎重になりすぎたという今回の反省点を修正し、さらにはブラインドタッチをマスターしてタイピング速度を上げ、来年の近畿大会に臨んでいきたいです。」

...この結果、彼らは来年度に行われる近畿地区高等学校ワープロ競技大会への出場権を獲得しました。これからも基礎であるタイピング技術をさらに極め、商業科目に限らず様々な分野に生かしていってください。
              (取材・文 安達卓能)

 
Copyright (C) 京都府立丹後緑風高等学校 All Rights Reserved.