網野学舎
9月25日の体育祭において全校生徒を牽引し大成功に導いた体育委員長、ならびに各連合長に話を聞きました。
【体育委員長】
「今年はクラス対抗でなく学年の枠を越えた"連合制"で行うなど、初めてのことばかりで不安いっぱいでしたが、体育委員長としての最後の大きな行事を無事に成功させたいという強い思いで臨みました。
私は競技説明とAMIKO体操のデモンストレーションで壇上に上がりました。上から見ていて、どの生徒の顔も明るく、特に入学してから半年の間に上手にパフォーマンスができるようになった1年生の生き生きとした姿を見て頼もしく思いました。
競技に入るとどの生徒も笑顔がはじけ、どの連合も白熱した戦いを繰り広げ、応援にも熱が入っていました。また先輩と後輩もいつも以上にコミュニケーションが取れている様子が見られ、私は連合制の良さを実感しました。
これまで生徒会活動では執行部や委員のメンバーと取組をより良くするための案を考え、協力し合いました。また、体育委員長としては球技大会や体育祭で周りを見て判断して的確に指示を出すことに務めました。高校での経験を今後の進路先でも生かしていき、さらに大きく成長していきたいです。」
【赤連合】(1年2組・2年3組・3年1組)
「私は連合長としてチームが勝利することはもちろん、メンバーが思いっきり楽しめて思い出に残る体育祭にしようと心掛けました。3年生として選手宣誓も準備体操も競技も全力で取り組みました。この体育祭ではチームのメンバーをまとめ、引っ張るという貴重な経験をすることができました。この経験を卒業後の進路にも生かしていきたいです。」
【青連合】(1年3組・2年1組・3年2組)
「3年生として高校最後の学校祭を全力で楽しむことと同時に、総合優勝を目指してチームをリードしました。私自身が出場した種目では連合長として必死に戦いました。応援の声は私だけでなくきっとみんなの大きな力になったと思います。今回の積極的にコミュニケーションを取って集団をまとめたという経験を将来に生かしていきたいです。」
【白連合】(1年1組・2年2組・3年3組)
「私は連合長として、チームのみんなが楽しむ中で勝つことができたらいいなと思っていました。そのためにも、普段はなかなか発することのない大きな声で応援することを心掛けました。連合のテントでは学年関係なく和気あいあいと話している姿をみることができ、とても良かったです。」
...今年度の体育祭は数年ぶりに、学年の垣根を越えた3つの連合チーム競い合いました。普段はあまり見られない、先輩と後輩が仲睦まじく、一緒に声を上げて懸命に仲間を応援する美しい姿に、まさに"連合制の良さ"を感じました。
(取材・文 安達卓能)