網野学舎

  「行きたい」と心から思える学校に

 承認式を経て、新たな生徒会役員が任命を受けました。新生徒会長・副会長の二人にそれぞれ抱負を語ってもらいました。

【生徒会長】 中山惠太さん(2年1組・峰山中)
 一人の生徒としてだけでなく生徒会役員の一員として、生徒のため、学校のために何か貢献したい、さらにはその活動の中で自分自身がもっと成長していきたいと強く思い、生徒会長に立候補しました。
 昨年はコロナによる規制が緩和され、コロナ前に近い学校行事を開催することができた一方、他学年との直接の交流が少なかったと感じました。そういう課題を含めて生徒会執行部のメンバーとも相談しながら、これまでとは違う「変化」を起こして、生徒みんなが心から「学校に行きたい」と思ってもらえるような取組を提案し実現させたいです。
 私は執行部のメンバーはもちろん、生徒の皆さんや先生方と積極的に話したり、交流を深めていきたいと考えています。互いをよく知り良好な関係を築いていく中で、新しいアイデアが生まれたり、進むべき方向が見えてくるものだと思っています。
 生徒の皆さん、生徒会長は初めての経験であり、私自身非力ではありますが、託された任務は必ず全うします。新しい生徒会役員で学校生活をよりよいものにしていきますので、皆さんの御協力をお願いします。

【副会長】 上羽柚夕さん(2年3組・丹後中)
 私はこれまで、学校生活が今よりもっと楽しいものだったらいいなと思っていました。それを実現するためには自分自身が生徒会役員になって、私達自身が中心となって変えていくのが一番の近道だと思い、副会長に手を挙げました。
 私は年間の全校行事を、クラス単位だけでなく、学年を超えたいくつかの連合チームを組んで競い合うやり方があってもいいと思っています。例えば、連合ごとにTシャツやはちまき、旗などのカラーを統一して作成し、「縦のつながり」をこれまで以上に強く築いていくことで、上下の交流が増えて学校がもっと明るくなるのではと考えています。もちろん、網高からの良き伝統もしっかりと引き継いでいくつもりです。
 私はこれまで人を引っ張ったり、人をつなぐ役割を率先して行動してきました。それをこの生徒会活動にさらに生かしていきたいと考えています。また、生徒会執行部だけが一人歩きをするのではなく、全校生徒や先生方とコミュニケーションを活発にとって意見を出し合ってさらにいい学校を作っていきたいです。皆さんが楽しく学校生活を送ることができるように私達も頑張りますので、これからも一緒に盛り上げていきましょう。

...いつの日も学校の「主役」は生徒の皆さんです。生徒会新執行部とともに、皆さん自身の手で新しい網野学舎の1ページを綴ってください。
             

 (取材・文 安達卓能)


 
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