網野学舎

心の「つながり」はこれからも「密」に

 昨年度まで42回に渡って連載してきた「突撃リポート」。「新しい生活様式」を踏まえ、今年度からネーミングを新たに心機一転、私安達がこれまで以上に頑張っている生徒を紹介してまいります!
 さて、6月24日(水)に3年生球技大会が行われ、男子はグラウンドでソフトボール、女子は体育館でバレーボールを行いました。今回は、それぞれで優勝したチームのキャプテンに話を聞きました。

河田凌哉さん(3年1組・網野中) 男子ソフトボール優勝 チーム名「前傾姿勢」
 「コロナの影響で球技大会自体が開催されるかどうか、初めはわからなかったのですが、実施されると決まった瞬間、クラスの、特に男子からは『よっしゃー!』と大きな歓声が上がりました。私達にとってはラストとなる球技大会での優勝を目指して、その日から守備位置や打順など、みんなで真剣に作戦を立てていきました。チーム名も、『前のめりで戦おう』という気持ちからつけました。
 当日は『密』にならないように距離を取って円陣を組み、気合いを入れてから試合に臨みました。試合が始まると皆バッティングが光り、最後まで攻撃的に進めることができました。人数的にはギリギリの構成でしたが、試合を重ねるにつれ団結力が強くなっていくのを感じました。心はどのチームよりも『密』だったのではないでしょうか。
 私は将来、人を助ける、人の役に立つような仕事に就きたいと考えています。そのためにも、まずは次の期末試験で、前回よりも勉強を頑張って成績を上げていきたいです。」

間芝春奈さん(3年3組・弥栄中) 女子バレーボール優勝 チーム名「たむたむといっしょ」
 「球技大会の実施が決まり、しかもアンケートでバレーボールをすることになり、とても嬉しかったです。周りにはバレーが得意ではない子もいたかもしれませんが、それでも球技大会ができること自体が皆嬉しかったので、作戦会議やチーム名決めなど、みんなで盛り上がりながら楽しく考えていきました。
 試合ではみんなとても気合いが入っていたし、積極的にボールに触りにいっていました。ポイントが入る度に、チームみんなで喜び合いました。決勝戦ではかなり競り合いましたが、チームメイトの連続サービスエースが流れを引き寄せてくれました。優勝決定の瞬間は、仲間と飛び跳ねて大喜びしました。
 今回、学年の中でみんなと今まで以上にコミュニケーションを深めることができたので本当に良かったです。これまでは臨時休業期間も長く、進路に対する不安もありましたが、この球技大会のおかげで、みんな鬱々とした気持ちを吹き飛ばすことができたのではないでしょうか。
 私の夢は看護師になることです。そのために大学への進学を考えています。これからもこのつながりを大切にして、私個人だけでなく、クラス、そして学年のみんなで、それぞれの進路に向かって助け合いながら一緒に頑張っていきたいです。」

...球技大会を通して、仲間との心のつながりがますます強くなったようです。3年生の皆さん、ここから自身の進路に向かってさらに突き進もう!

 
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