SAGANO BLOG

 コロナ禍に見舞われた昨年度から、本校では海外の連携校などと英語によるオンライン交流を行っています。今年度もこれまでに5カ国10校以上の学校と交流しました。今回は、11月5日に行われた交流活動についてご紹介します。

 11月5日(金)のGI(Global Interaction)の授業では、1年4組の生徒たちがシンガポールのHai Sing Catholic Schoolとの交流を行いました。2013年から相互に交流を行ってきた学校です。コロナ禍でお互いの行き来が叶わない中、オンラインでの交流を実現することができました。冒頭、Hai Sing Catholic Schoolの学校紹介映像の上映や同校の校長先生によるご挨拶があり、続いて本校の橋長校長先生もご挨拶されました。学校紹介の映像の中には本校を訪れてくれた際の懐かしい写真もありました。 

 その後、複数のブレイクアウトルームに分かれ、生徒同士の英語での交流を行いました。この日の交流内容は、互いの国の若者文化を紹介し合うというものでした。1年4組の生徒たちは、GIの授業で作成した日本の若者文化について説明するプレゼンをグループごとに披露しました。オンラインでのプレゼンでは画面共有やマイクの調整など、対面のプレゼンには無い難しさがありますが、生徒たちはGIの授業で重ねてきた練習の成果を発揮して、充実した時間をすごしていました。

 

京都こすもす科専修コース1年生のスーパーサイエンスラボ(SSL)が先週からスタートしています。1年生は2~3学期にかけては「SSLⅠ」の中で、物・化・生・地の基礎実験を通じて基本技術を習得したり、各ラボ群の内容についてガイダンスを受けた後、自分の研究テーマについて検討することになります。

 

10月17日(日)、大阪大学の川畑貴裕教授にご来校いただき、本校サイエンス部の1年生3名が特別講義をいただきました。
川畑先生には長きにわたりサマーセミナーでお世話になっておりますが、今回は研究のご指導で来ていただきました。研究テーマは「大気中のラドン濃度測定による地震予知の可能性」。地震が発生する前には大気中のラドン濃度が上昇するといわれており、本校では校有林を研究フィールドとして、3年生がスーパーサイエンスラボにおけるテーマとして取り組んで参りました。今回の参加生徒は、この研究をサイエンス部で継続するため、放射性核崩壊に関する知識から実際の測定方法まで、充実した内容を学びました。

 

8月4日・5日に和歌山県かつらぎ町で開催された,全国高等学校総合文化祭和歌山大会放送部門朗読小部門に,放送部3年生1名が出場しました。

放送部の大会は,コロナ禍のため昨年のNHK杯が中止,全国総文はWEB開催,今年のNHK杯もWEB開催となり,会場に生徒が集まって発表を行うのは,一昨年の全国総文佐賀大会以来2年ぶりとなりました。

朗読小部門は,全国各都道府県から代表3名が出場して8ブロックに分かれて発表を行い,本校部員がブロック1位の優秀賞をいただきました。全8ブロックありますので,全国ベスト8相当となります。

本校放送部は,全国総文の番組部門では何度か賞を頂いたことはありましたが,読みの部門で受賞をしたのは初めてです。ご指導等頂きました皆様に感謝申し上げます。


 

令和3年7月30日(金)、1・2年生を対象に「プログラミング体験セミナー」を実施しました。

micro:bit を使って、それぞれオリジナルの作品をつくり、発表しました。
今回のセミナーを機会に、プログラミングを勉強してみようと思ってくれる生徒がいたら嬉しいです。

 

令和3年7月28日(水)・29日(木)の2日間、1年生と2年生の希望者対象に卒業生講話を実施しました。
両日とも8名の卒業生が来校し、所属する大学の学部・学科で学んでいることや研究していることについて話してくれました。

卒業生たちは、「好きなことをとことん学べて楽しい」、「主体的に行動すれば様々な経験ができる」と大学生活の楽しさを伝えてくれました。
1・2年生が進路を考える上で大変参考になりました。

 

4月中旬に1年生全クラスに図書館ガイダンスを行いました。
すでに入学式直後から多くの生徒が利用してくれていますが、司書の森地先生から改めてお話いただきました。

まずはHR教室にて。
利用案内の説明、嵯峨野高校の図書館は読書する場所だけではなく、学びや情報の発信の場であることを生徒に伝えました。その後、図書館に移動して館内の設備案内です。嵯峨野高校の図書館はロフトやAVホールが備えてあり、授業やラボ活動、部活動でも活用されています。生徒たちは初めてのロフトに少し嬉しそうでした。 

館内案内の後は今後数回にわたって出される「新書レポート」に向けた「お試し読書」です。森地先生が準備されたワークに表紙・裏表紙・本文・奥付から得た情報を書き込みます。今後の本選びの参考になる取組でした。
 

ぜひ、読書にラボ活動に勉強に、たくさん図書館を利用してください。

図書館の2階にあたるロフトをこの春からお昼休みに試行として開放しています。階段の信楽たぬきの隣の看板にロフト利用案内を掲示しています。
昼休みのロフト利用は、静穏モードとイベントモードの日を設定しています。静穏モードの日はロフトでゆっくりと読書できる日です。イベントモードは現在はコロナ禍なのでできませんが、状況が落ち着いたら吹奏楽部・軽音楽部のミニコンサート等企画を行う予定です。
ぜひ利用してください。

最後に、図書館に新しい絵画が飾られているので紹介します。一昨年まで嵯峨野高校で勤務されていた芸術科教員の日本画の作品です。板に描かれた滝の絵画です。図書館に来た際にぜひ見てみてください。

 

5月6日(木)7限目に、3年生を対象に進路アッセンブリーを行いました。文系、理系の会場に分かれて大学入試の現況、大学入試のシステムや日程の確認、今やるべきことなどについて説明しました。生徒たちは皆真剣に聴き入っていました。終了後の感想文には「志望を高くもち、最後まであきらめずに努力したい」「一学期の今がとても大事な時だと分かったので、今日から更にがんばる」「自分に足りないものを分析し、克服していきたい」といった前向きな内容が多くみられました。受験生としての日々、一日一日を大切に、一人一人がベストを尽くし、そしてお互い支え合いながらがんばりましょう。

 

☆放送部活動報告

◎全総文審査員特別賞受賞!

 全国高等学校総合文化祭(全総文)高知大会放送部門ビデオメッセージ部門において審査員特別賞を頂きました(全国96作品中,優秀賞8作品・審査員特別賞3作品)。
 全国総文での入賞は5年ぶり3回目となります。

◎全総文22年連続出場決定!

 10/25に行われた京都府高等学校総合文化祭放送部門において2年生男子が朗読部門第1位となり,来年度の全総文和歌山大会への出場を決めました。全総文への出場は平成11年の静岡大会から22年連続となります。
 また,ビデオメッセージ部門においても3位に入賞し,来年度の近畿高等学校総合文化祭滋賀大会への出場者が決定しました。

◎高校バスケの選手紹介を担当しました

 11/1に行われた全国高校バスケットボール選手権大会京都府予選決勝戦の選手紹介や場内アナウンスを担当させて頂きました。

 

11月1日(日)に、北山の京都府立京都学・歴彩館にて表題の発表会が開催され、本校サイエンス部2年生4名が2件の発表を行いました。アジア・サイエンス・リサーチプロジェクト(ASRP)での研究成果について、この2カ月ほどの間、文字通り寸暇を惜しんで準備してきました。全員が初めての本格的な研究発表で、良いデビュー戦となりました。1年生も司会で活躍してくれました。

 

10月22日(木)、1年生と3年生合同でキャリア・ワークショップを行いました。
このワークショップは10人前後で1年生・3年生混合のグループ(全59グループ)をつくり、1年生が先輩の3年生に進路のことや嵯峨野高校での学校生活に関して質問し、3年生がそれに答えるというものです。

今年は特に1・3年生の関わる場面が少なかったこともあり、このLHRは貴重な交流の場となりました。
3年生は1年生が事前に提出した質問内容を読んで準備をしており、熱く自分の学校生活を語る姿もみられました。1年生は緊張している人もいましたが、熱心にメモをとる生徒も多く見られ、活発に3年生と話をしていました。

マスク着用やグループでの距離にも配慮しながら、無事終了しました。1年生は今回の3年生のアドバイスを生かして、今後の学校生活を前向きに過ごしてほしいと思います。3年生にとってはこれまでの学校生活を振り返る機会にもなったので、卒業までの時間を有意義に過ごせるようにしてほしいと思います。

 
 
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