12月20日(金)、2学期終業式を行いました。
まず、校長先生からは以下のお話がありました。
2学期には多くの行事がありました。洛西フェスティバル、研修旅行、地域一斉清掃、ICT教室の改装、馬2頭が洛西高校に宿泊、MBSテレビで2年1組と書道部の様子が放映されました。また、生徒会の生徒や洛再Links同好会によるイルミネーションにも毎日楽しませてもらっています。行事や日々の場面で、みなさんのエネルギーの大きさや、生き生きとした様子を見ることができ、多くの方に本校の活動を知っていただくことができました。体育館の改修工事は順調に進んでおり、3年生の卒業式は綺麗になった体育館で実施する予定です。
3年生は進路実現に向けて頑張ってくれていると思いますが、受験は団体戦です。周りの頑張りを見ながら、それを自分のエネルギーに変えましょう。
さて、2学期も、自転車の危険な運転やマナーの悪さについて注意を受けています。事故の時の対応や安全には十分に気を付けてください。
時事通信社の教育奨励賞において、地域と連携した探究活動の実践が評価され、本校は努力賞に選ばれました。
2学期には、正しい判断があれば防げたこと、ちょっとした優しさがあれば、違った結果になったものもあります。"ありがとう"、"ごめんなさい"が素直に言える気持ちを大切にしてください。
能登半島地震の現地の方々にとっては、地震はまだ終わっていません。皆さんのできる範囲で、できることを考えてください。忘れないだけでも違います。
皆さんは、いま、スマートフォンに依存した生活を送っています。携帯電話もメールもない自分の高校時代は自分からコミュニケーションをとる必要がありました。スマートフォンとは上手く付き合い、自分自身の力はしっかり磨いてください。
最後に、3学期の始業式には、皆さんが目標に向けて歩みだしている姿を見られることを楽しみにしています。
次に生徒指導部長からは以下のお話がありました。
皆さんの身の回りには、大なり小なり様々なトラブルが起きていると思います。トラブルを未然に防ぐために必要なものは、「正しい知識」と「判断」です。例えば、皆さんがスマホで撮った写真をSNSに掲載する際、中身を確認できていますか?人を傷つけるものは含まれていないか、判断をしてください。現在、闇バイトに巻き込まれる高校生が急増しています。闇バイトのきっかけのほとんどがSNSです。高校生が短期で高収入が得られることはないという正しい知識を持ってください。みなさんは人を傷つける言葉を何気なく使っていませんか?正しい知識と判断が伴った発言をしてください。何かが起こった時に自分はどのような立場で何をすべきなのか、大人の一歩手前であるみなさんは、その場の空気に流されるのではなく、「自分にできること」をしっかり判断してください。
次に進路指導部長からは以下のお話がありました。
現時点での3年生の推薦入試総合型選抜合格者数の発表がありました。昨年の今頃とほぼ同数の合格数を得ており、3年生が非常に頑張ってくれています。その中で合格を伝えに来てくれる生徒が報告中に泣き出すシーンもあり、成否に関係なく泣くほどの努力をしたということは非常に貴重なことだと改めて感じました。不合格で報告に来てくれた子も、しっかりと自分を見つめ直して報告に来てくれて、指導しているこちらも非常に良い経験をさせてもらえました。受験に限らずスポーツでも部活動でも、結果が出たときに涙が出るほど必死になり何かに取り組むことが、この三年間で一回でも多く経験があるほうが人としての成長に大きく寄与すると思います。来週から冬期講習が始まりますが、3年生はもちろん1・2年生もしっかりと講習を受けて次へつなげてください。
また、2学期優れた成績を残した生徒への伝達表彰を行いました。