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学校生活

 

4月9日(水)10日(木)、1年生を対象にオリエンテーションを実施しました。まず、校長先生から入学式の式辞の内容について詳しく説明をされました。校長先生は具体例をあげて非常にわかりやすく説明をされました。第1学年部長の先生からは、子どもから大人に変わる時期には壁に当たることがある。今の自分にできない壁を乗り越えて人間として成長する。また、自分に付加価値を付けてほしいと話されました。その後、教務部、進路指導部、保健部からそれぞれのオリエンテーションがありました。

 
 
 
 

4月8日火曜日、第43回入学式が行われました。国歌・校歌斉唱の後、校長先生からの入学許可、新入生の生徒宣誓がありました。式辞においては校長先生から、①「もう一歩先」を意識して物事に取り組む。②学習にひたむきに取り組む。③「教室以外の場」も見つけてほしいと話されました。PTA会長から祝辞をいただいた後、来賓の紹介をさせていただきました。最後に生徒代表は「喜びの言葉」を述べ感謝の気持ちを伝えました。また、合唱部による入学を祝う演奏も行われました。

 
 
 
 

4月8日火曜日、令和7年度1学期始業式が行われました。最初に新しく着任した先生の紹介がありました。その後、校長先生は、①「もう一歩先へ、高い目標をもって毎日の取り組みを大切に」②「時を守り、場を清め、礼を正す」③「自己と他者の尊重」という内容について話されました。教務部長の先生が生成AⅠの一年間での進化は早いので、我々は勉強しなければならない。受験で必要かどうかにかかわらず、幅広い知識を必要とする。日頃から深く考える習慣をつけてほしいと話しました。

 
 
 
 

3月19日(水)令和6年度の修了式が行われました。校長先生の式辞は、卒業式でも述べられたアリストテレスによる『二コマコス倫理学』から、人間の究極の目的は「幸福」を追い求めることである。「幸福」になるために人として守り行うべき道を意識すること、すなわち「徳」が必要である。そのためには①賢慮②勇気③節制④正義この4つの力が必要であると話されました。生徒指導部長からは、①ルールというものを「他人」という視点から見る②大人の「愉しい」という視点を持ってルールを考えてみてはどうか。このような話をわかりやすくされました。最後に活躍した部活動表彰を行いました。

 
 
 
 

2月28日(金)に卒業証書授与式が行われました。開式の辞に続き今年は第40回となる記念すべき卒業証書授与式が厳粛に行われました。校長先生からの式辞はアリストテレスの『ニコマコス倫理学』から「幸福の実現」を主題に話され、卒業生へのはなむけの言葉にされました。次にPTA会長様から祝辞を頂きました。卒業生からは「卒業記念品の贈呈」がありました。在校生から送辞が、卒業生から答辞が読まれ、卒業生による「仰げば尊し」の斉唱の後に閉式となりました。卒業生たちは本校で得た経験を携え、次の世界に向かって巣立っていきました。

 
 
 
 

2月19日(水)5,6限、江戸時代初期より、「葵祭」「時代祭」などの装束を調進されている装束店の方に講師としてお越しいただきました。平安装束や「装束師」についての講演の後、後半は体育館中央の畳をステージとし、代表生徒に「十二単」と「直衣」の着付けをしていただきました。以下は生徒の感想です。

「初めて知ることも多く、実物を見られたことでたくさんの発見があったと思います。毛布がなく畳の上で寝る必要があったとか、女性は顔を、男性は烏帽子を取った姿を見られるのがはしたないことであったとか、面白くて興味深いけれど、今の私達では厳しいと感じることが多かったです。」

 
 
 
 

1月15日(水)、1年生を対象に百人一首かるた大会が行われました。体育館の中は寒かったですが、和やかにかるた取りを楽しみました。百首ある中でも高校生に人気の「ちはやぶる」の一首がよまれたときは、どの班も反応が早く大いに盛り上がりました。

 

 
 
 
 

1月8日(水)、3学期始業式が行われました。校長先生の式辞では、1.思いを伝える(メラビアンの法則)2.新年を迎えて「私の手帳」より、というテーマで話をして頂きました。生徒たちにはメラビアンの法則を踏まえて、自分の言動を第三者の視点で見て「respect」と「自己と他者の尊重」ということを大切にしてほしいと伝えられました。そしてそれぞれにとって飛躍の年になるようにと期待を込めて話されました。進路指導部長からは3年生になれば入試まで時間が少ないので、早くから受験準備が必要である。イソップ物語やPDCAサイクルを例にあげ分かりやすく話をして頂きました。その後、生徒指導部より冬季休業中に活躍した部活動の紹介がありました。最後に図書委員会より多読者表彰が行われました。

 
 
 
 

12月20日金曜日に2学期終業式が実施されました。ホームルーム教室から体育館への移動は、火災発生を想定した避難訓練を兼ねて集団行動で行いました。

終業式の校長先生の式辞では、①2学期の振り返り(自他の尊重)②新年を迎えるにあたって③健康と安全の3点についてスライドを利用した分かりやすい説明をして頂きました。また、生徒指導部長より、1学期終業式で取り上げられた「何のために勉強するのか(続編)」について話をして頂きました。学習や部活動という道具を使って自分を磨き続けるためには、①大人の考えを持つ②他人のためにという考え方を持つことが大切であると話されました。最後に2学期の部活動表彰を行いました。

 
 
 
 

 『万葉集』の時代、「コトバ」は「言羽」と表記されることもありました。「コトバ」が鳥のように相手の心に飛んでいくというイメージでしょうか。それが、平安時代になると「言葉」という表記が一般的になっていったそうです。つまり、一つ一つの「コトバ」が木の葉のイメージとして紡ぎ出されていきます。すると、この西城陽高校の図書館は、何億いや何兆もの「言の葉」が鬱蒼と茂った、深い森。そしてその一枚一枚の「言の葉」は、やがて腐葉土となって文化を育んでいきます。私たちはそのイメージから、この企画を「Book Forest Festival」と命名しました。

 さて、今年のBook Forest Festivalです。茶道部・美術部・文芸部・写真部・吹奏楽部のパネル展示、図書委員・文芸部による読書案内、吹奏楽部・合唱部のミニコンサートなど、一週間にわたってさまざまな催しを実施しました。そんな中で、とても印象に残るシーンが一つありました。吹奏楽部と合唱部のコンサートの模様を、コンピューター研究部が廊下のスクリーンに中継しているその姿を、写真部が写真撮影していました。クラブ活動とは得てして自分たちだけの閉じられた世界で完結してしまいがちです。しかし、こうして自分たちの得意分野を追求していきながら、同時に他のクラブとコラボして一つの新しい世界を作り上げていく。そこにたくさんの「言の葉」に包まれた「本の森」の中から、西城陽高校の新しい文化が芽生えていく予感がしました。