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7月12日(月)に、劇団 芸優座の『ベニスの商人』を鑑賞しました! Part1

 

今年度の芸術鑑賞会は演劇の分野で、劇団 芸優座の『ベニスの商人』を楽しみました!

昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染拡大予防を行い、京都府丹後文化会館にて午前と午後の2回公演を開催しました。


舞台は中世のベニス。当時の貴族の求婚、高利貸の悪いイメージ、裁判など、あまりなじみがない人が多く、はじめはストーリーについていけるだろうかと思っていました。しかし、豪華な舞台のセットや衣装や音楽、そして何よりも役者さんの演技によって引き込まれていきました。公演前に学校長が挨拶で話された「舞台は観客と一緒につくるもの」の言葉のように、短時間で舞台のセットを入れ替える場面転換の速さに驚いたり、コミカルなシーンで笑ったりしながら演劇の世界を楽しみました。

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普段なかなか観られないようなプロの演技をライブで観ることで、役者さんの声色の使い分けや声の出し方・体の動かし方・登場人物の位置関係・音楽・場面転換など、一つ一つに意味があり、演劇の世界をつくりあげていることを肌で感じ取れたのではないでしょうか。


生徒のアンケートでは、「非常に良かった」「良かった」が大半でした。以下、アンケートより一部抜粋したものです。

「最初はとても、難しい内容なのかと思い、理解できなかったら、どうしようかと思ったけど、話が進むにつれて面白く、ドキドキハラハラで最高でした」

「場面の雰囲気の移り変わりが激しくてみるのが楽しかった」

「音楽に心惹かれたしコメディ感があっても大事なことはしっかり伝わった」

「後ろのセットがリアルで本当に部屋にいるみたいだった」

「少しの間しか幕がおりていないのに一瞬にして背景が変わったり衣装が変わっていてびっくりした」

「ポーシャが男性のふりをするときに声が低くなっていて印象が一気に変わって驚きました。あと、グラシャーノーとネリサの掛け合いがとても面白くて笑ってしまうほど楽しかったです。他の人たちもみんないきいきしていて見ている自分も元気になりました」

「ベニスの商人は、演技力に圧倒されたし、何よりおもしろいところや友情を描いたところなどさまざまな場面があって、ずっと飽きずにわくわくしてみていられた。そして、自分たちもこんなに観客をワクワクさせて、飽きさせないために、色々な感情の場面を作っていきたいです」

「正統派のカップルを演じた二人と、面白いカップルを演じた二人の対比は呼吸がピッタリで特におもしろかったです」

「中でも特にユダヤ人のシャイロックの演技力に圧倒されました。シャイロックの感情がよく体現されていたり、息遣いや表現力に感動しました」

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公演後には、生徒会長の出向井くんと副会長の松尾さんがお礼の言葉を伝えました。また、PTA副会長の出向井様よりお礼のお言葉と花束の贈呈をしていただきました。

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峰高祭・文化の部は月に行われます。中世のベニスで起こったドラマを観て、生徒たちが何を感じ取り、どう活かしていくのかとても楽しみです!!

 
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