日々の練習について(一部)

 今回紹介するのは、持久力と捕球を組み合わせた練習です。
 走ることで下半身の強化や持久力を鍛えることはできます。ただし、単に走るだけではなく、野球にも繋がるように、走ることと捕球することを合わせました。
 その名も【マシンランキャッチ】!名の通りの練習です。

 練習方法はホームベース付近から強弱をつけたボールで、前後左右にボールを放ちます。これをノーバウンドでキャッチするシンプルな練習です。野球では、守るときに必ずグローブを持って走ります。普段では気付きにくい、走るスピードを気にしながら、どのようにボールまで全力で追いながら捕球できるかを選手間同士で相談し、最短でボールを捕球する工夫をしています。また、走りながらボールを捕球することは難しく、特に全速力で走るとボールが揺れて、止まりながら捕球することに比べると難易度が高まります。
 もう1つ大きなメリットがあります。人は単純に前を向いて走るよりも、目標となるボールがあることで、ボールまで全力疾走できます。さらには、捕球後はランニングをして所定の位置まで戻り、休憩、そしてすぐにボールが放たれます。そうすることで心肺機能を上げながら、持久力向上にも繋げています。