アマクサクラゲ マリンバイオ 2024.09.01 本校桟橋においてアマクサクラゲを観察しました。8月21日(水)~23日(金)にかけて多く見られました。その後も少ないですが、目視されています。 アマクサクラゲ Sanderia malayensis旗口クラゲ目 オキクラゲ科8月21日(水)、たくさんの見慣れないクラゲがいることに気付きました。触手は長く、危険な感じが漂います。図鑑で調べてみると、すぐにアマクサクラゲであることが分かりました。天草地域で多く見られることから、この名が付けられたそうです。主に九州地域で見られるクラゲで、マリンバイオ部が魚類相調査中に観察したのは初めてです。日本海側では、富山湾以南で生息するとされています。富山湾での確認例は少ないそうです。太平洋側での分布は、神奈川県以南です。 触手の毒は強く、傘にも刺胞があります。小魚やクラゲ等をエサにしています。他の種類のクラゲを好んで食べますが、共食いはしません。傘の直径は15㎝前後で、大きな個体では20㎝に達します。 平年より日本海の海面水温が高く、対馬暖流の勢力は平年並みか平年より強いため、流れてきたと考えられます。※気象庁発表による海面水温・海流予報から Post Views: 45 Post Views: 45